Automation Assembler では、Kubernetes 仮想ワークロードの構成、管理、展開用のオプションが提供されています。
Automation Assembler で Tanzu Kubernetes リソースを操作するには、2 つのオプションがあります。vSphere with Tanzu Kubernetes 構成を作成すると、vSphere Tanzu Kubernetes のネイティブの機能にアクセスする際に、適切な vCenter Server クラウド アカウントとクラスタ プランのみでアクセスできます。このオプションを使用すると、vCenter クラウド アカウントを使用してスーパーバイザー名前空間にアクセスし、vSphere Kubernetes ベースのワークロードを展開できます。Automation Assemblerで外部 Kubernetes リソースを統合することもできます。
または、VMware Tanzu Kubernetes Grid Integrated Edition (TKGI)（旧称 PKS）と統合することもできます。このタイプの Kubernetes 実装には、Automation Assembler での PKS 統合が必要です。Automation Assembler クラスタ プランは必要ありません。
最後に、Automation Assembler との Red Hat OpenShift 統合を作成することで Kubernetes リソースの構成、管理、展開も可能になります。
vSphere with Tanzu Kubernetes クラスタとの連携
vSphere 7.x には、Kubernetes とネイティブに連携して仮想マシンとコンテナの両方を 1 つのインターフェイスから管理できるようにする大幅な機能強化が含まれています。Automation Assembler により、ユーザーは vSphere に組み込まれた vSphere with Tanzu Kubernetes 機能を利用できます。スーパーバイザー クラスタを含む vSphere 実装を使用して、vCenter Server クラウド アカウントを介して vSphere with Tanzu Kubernetes 機能にアクセスできます。この実装では、従来の仮想マシンと Kubernetes クラスタの両方を vCenter Server から管理できます。
Tanzu Kubernetes スーパーバイザー名前空間では、ユーザーはスーパーバイザー名前空間の詳細への指定リンクにログインできるように、適切な vSphere SSO にアクセスする必要があります。これにより、ユーザーは vSphere 認証を使用してカスタマイズされた Kubectl をダウンロードして、スーパーバイザーの名前空間を使用することができます。
この機能を使用するには、スーパーバイザー名前空間が設定されている vSphere クラウド アカウントを持つ vCenter が必要です。ユーザーは、ログインした後、該当する名前空間の使用を開始できます。
VMware Tanzu Kubernetes Grid Integrated Edition (TKGI) または Openshift 統合の使用
TKGI、外部クラスタ、または Openshift 構成の場合、ユーザーは Automation Assembler が提供する Kubeconfig へのアクセスを使用することで、適切な Kubernetes クラスタにアクセスできます。
TKGI または OpenShift 統合を作成すると、該当する Kubernetes クラスタが Automation Assembler で使用可能になります。また、Automation Assembler に対して Kubernetes コンポーネントを追加したり、作成したりすることにより、クラスタおよびコンテナ アプリケーションの管理がサポートされるようになります。これらのアプリケーションは、Service Broker カタログから使用できるセルフサービス展開の基盤となります。
