デフォルトではノードあたり最大 300 個のワークフローを実行できます。実行中のワークフローが最大数に達した場合は、最大 10,000 個のワークフローをキューに入れることができます。

Automation Orchestrator ノードで 300 個を超える同時ワークフローを実行する必要がある場合、保留中のワークフローの実行はキューに入れられます。アクティブなワークフローの実行が完了すると、キュー内にある次のワークフローの実行が開始されます。キュー内のワークフローが最大数に達すると、保留中のいずれかのワークフローの実行が開始されるまで、次のワークフローの実行は失敗します。

これらのワークフロー実行特性は、ワークフロー実行プロパティを構成することで変更できます。

オプション 説明
セーフ モードを有効化 セーフ モードが有効になっている場合、すべての実行中のワークフローはキャンセルされ、次回の Automation Orchestrator ノード起動時に再開されません。
同時実行中のワークフローの数 同時に実行されるワークフローの数。
同時実行中のワークフローの数 Automation Orchestrator サーバが使用不可になるまでに受け付け可能なワークフローの実行要求の数。
ワークフローごとに保持される実行の最大数 ワークフローごとに履歴として保持される完了済みワークフロー実行の最大数。最大数を超えると最も古いワークフローの実行が削除されます。
ログ イベントの有効期間 (日) ログ イベントがデータベースから消去されるまでの日数。
ワークフロー実行プロパティを構成するには、コントロール センターにログインし、 [システム プロパティ] ページに移動して、対応するプロパティと値を追加します。
オプション システム プロパティ デフォルト値
セーフ モードを有効化 ch.dunes.safe-mode false
同時実行中のワークフローの数 com.vmware.vco.workflow-engine.executors-count 300
キュー内の実行中のワークフローの最大数 com.vmware.vco.workflow-engine.executors-max-queue-size 10000
ワークフローごとに保持される実行の最大数 ch.dunes.task.max-workflow-tokens 100
ログ イベントの有効期間 (日) com.vmware.o11n.log-events-expiration-days 15