Automation Orchestrator Appliance をダウンロードして展開すると、Automation Orchestrator サーバが事前構成されます。展開後、サービスは自動的に開始します。

Automation Orchestrator 設定の可用性とスケーラビリティを強化するには、以下のガイドラインに従います。
  • 認証プロバイダをインストールして構成し、このプロバイダと連携して使用できるように Automation Orchestrator を構成します。スタンドアローン Automation Orchestrator サーバの構成を参照してください。
  • クラスタ化された Automation Orchestrator 環境では、ロード バランシング サーバをインストールして設定することにより、Automation Orchestrator サーバ間でワークロードを分散します。

vCenter の設定

Automation Orchestrator の設定で vCenter インスタンスの数を大きくすると、Automation Orchestrator によって管理されるセッションが増えます。アクティブなセッションの数が多すぎて vCenter の接続が 10 件を超えると、Automation Orchestrator の操作がタイムアウトになる可能性があります。

vCenter でサポートされるバージョンのリストについては、VMware 製品の相互運用性マトリックスを参照してください。

注: ネットワークのバンド幅と遅延が適切な場合は、 Automation Orchestrator セットアップ中に複数の仮想マシンで複数の vCenter インスタンスを実行できます。LAN を使用して Automation OrchestratorvCenter の間の通信を向上する場合、100 Mb が必須です。

VMware Cloud on AWS のスタンドアローン Automation Orchestrator サポート

スタンドアローンの Automation Orchestrator の展開では VMware Cloud on AWS 認証がサポートされていません。このため、VMware Cloud on AWS vCenter Server で Automation Orchestrator ワークフローを実行できません。

認証方法

ユーザー権限を認証し、管理するには、Automation OrchestratorVMware Aria Automation または vSphere サーバ インスタンスのいずれかに接続する必要があります。

Automation Orchestrator Appliance をダウンロードおよび展開するときは、 VMware Aria Automation または vSphere 認証を使用してサーバを設定する必要があります。『 スタンドアローン Automation Orchestrator サーバの構成』を参照してください。
注: VMware Aria Automation での Automation Orchestrator 8.x 認証は VMware Aria Automation 8.x でのみサポートされます。