VMware Aria Automation を初めて使用するクラウド管理者は、Automation Assembler の Launchpad を使用して、クラウド アカウントの設定、Automation Service Broker カタログへのアイテムの追加、カタログ アイテムへのリース ポリシーの適用を迅速に行うことができます。その後、[ホーム] タブのダッシュボードを使用して、組織に関する使用率と使用量の詳細を確認できます。

Launchpad の機能

Launchpad を使用して、 Automation Assembler で次のタスクを実行します。
  • vCenter クラウド アカウントを追加します。クラウド アカウントは、vCenter インスタンスからデータを収集し、リソースを展開するための認証情報です。
  • Automation Service Broker カタログ内のコンテンツを共有します。
  • リース ポリシーを作成します。リース ポリシーは、展開がアクティブになる期間を制御します。

Launchpad を初めて実行する場合は、まずクラウド アカウントを追加します。その後、必要に応じて任意の順序で手順を実行できます。

Launchpad を完了した後も、クラウド アカウントの追加、カタログ アイテムの追加、またはリース ポリシーの迅速な作成が必要な場合は、いつでも Launchpad を使用できます。いずれかの手順に再度アクセスする場合は、ホーム ページの上部にもそれらがクイック リンクとして表示されます。

注: Launchpad を永続的に非表示にする場合は、[完了としてマーク] をクリックします。

ホーム ページ ダッシュボードの使用方法

ホーム ページ ダッシュボードを使用して、現在 VMware Aria Automation によって管理されている仮想マシン、展開、およびその他のインベントリ(クラウド アカウント、クラウド ゾーン、プロジェクトなど)のサマリを表示します。

ダッシュボード ウィジェット内の数字をクリックすると、Automation Assembler のそれぞれの画面に移動します。たとえば、[クラウド アカウントと仮想マシン] ウィジェット内の仮想マシン数をクリックすると、検出された仮想マシンの完全なリストが表示されます。

[通知] ウィジェットを使用すると、展開または Day 2 アクションの承認申請、展開ステータスの更新、および期限切れの展開リースを追跡および管理できます。通知の詳細については、Automation Service Broker ユーザーへの E メール通知の送信を参照してください。

vCenter クラウド アカウントを追加する

クラウド アカウントを追加します。
  1. Automation Assembler[ホーム] タブに移動します。
  2. [クラウド アカウントの追加] カードで、[クラウド アカウントの追加] をクリックします。
  3. クラウド アカウントの名前と説明を入力します。
  4. 認証情報を指定します。
    1. vCenter Server ホストの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名を入力します。
    2. vCenter Server 管理者のユーザー名とパスワードを入力します。
  5. [検証] をクリックします。
  6. タグ付け方法をサポートするためにタグを追加する必要がある場合は、機能タグを入力します。

    テンプレートの設計時には、タグを使用して複数の vCenter クラウド アカウントを区別できます。

    機能タグは、後で追加または削除できます。「Automation Assembler のリソースと展開を管理するためにタグを使用する方法」および「タグ付けストラテジの作成」を参照してください。

  7. [追加] をクリックします。

vCenter クラウド アカウントが追加されました。クラウド アカウントを表示するには、Launchpad の緑色のバナーをクリックします。

Automation Service Broker カタログへのコンテンツの公開

カタログに公開します。
  1. [カタログへの公開] カードをクリックします。
  2. クラウド アカウントを選択します。
  3. ユーザーが使用できるようにする仮想マシン テンプレートを選択します。

    一度に最大 10 個の仮想マシン テンプレートを選択できます。クラウド アカウントに関連付けられている仮想マシン テンプレートから選択できます。

  4. プロジェクトを選択します。

    プロジェクトが存在しない場合は、この手順でプロジェクトを作成できます。

    プロジェクトにより、ユーザーがクラウド アカウント リージョンにリンクされます。これにより、ユーザーは、ネットワークおよびストレージ リソースを使用してアプリケーション テンプレートを vCenter インスタンスに展開できます。

  5. (オプション)カタログ アイテムを展開するための優先ネットワークとストレージを設定します。

    環境設定を行わない場合は、クラウド ゾーン用に構成されたネットワークおよびストレージ プロファイルにカタログ アイテムが展開されます。クラウド ゾーンにネットワークおよびストレージ プロファイルが存在しない場合、カタログ アイテムはランダムに展開されます。

    選択したネットワークとストレージは同じクラスタに含まれている必要があります。それ以外の場合は、仮想マシン テンプレートがプロビジョニングされません。

プロジェクトのユーザーが申請できる仮想マシン テンプレートが Automation Service Broker カタログに追加されました。カタログを表示するには、Launchpad の緑色のバナーをクリックします。

展開のリース有効期限ポリシーの作成

リース ポリシーを作成します。
  1. [リースの有効期限の適用] カードをクリックします。
  2. リース ポリシーの名前と説明を入力します。
  3. リースを定義します。
    • [最大リース] は、展開リソースが更新されることなくアクティブである日数です。更新されない場合、リースは期限が切れ、展開は破棄されます。猶予期間が指定されている場合、ユーザーは、リースがアクティブだった日数と同じ日数までリースを更新できます。
    • [猶予期間] は、期限切れになった後、展開が破棄されることなくユーザーがリースを更新できる日数です。猶予期間を定義しない場合、デフォルトでは 1 日に設定されます。
  4. プロジェクトを選択します。

    プロジェクトが存在しない場合は、この手順でプロジェクトを作成できます。プロジェクトにより、ユーザーがクラウド アカウント リージョンにリンクされます。これにより、ユーザーは、ネットワークおよびストレージ リソースを使用してアプリケーション テンプレートを vCenter インスタンスに展開できます。

    指定したプロジェクトに関連付けられている展開は、定義済みのリースに基づいて管理されます。他のプロジェクトは影響を受けません。

  5. リース ポリシーが影響を及ぼす選択したプロジェクト内のリソースをプレビューするには、[プレビュー] をクリックします。
  6. [作成] をクリックします。

リース ポリシーが展開に適用されます。緑色のバナーをクリックすると、リース ポリシーにアクセスできます。