管理者は、vSphere Client で作成された名前空間を VMware Aria Automation に追加できます。次に、スーパーバイザー名前空間を開いて、名前空間内のリソースとサービスを管理できます。

vSphere 名前空間の追加

開始する前に次を実行します。
  • 追加する名前空間を持つ vCenter Server クラウド アカウントの名前が特定されていることを確認します。
  • 名前空間が vCenter Server バージョン 8.0.2 以降を使用して作成されたことを確認します。
vSphere 名前空間を追加するには、 [インフラストラクチャ] タブを開きます。
  1. [リソース] で、[スーパーバイザー] をクリックします。
  2. [スーパーバイザー名前空間] タブをクリックし、[追加] をクリックします。
  3. [サマリ] タブで、次の情報を入力します。
    • アカウント。オンボーディングする名前空間が実行されている vCenter Server クラウド アカウントを選択します。
    • スーパーバイザー クラスタ。検出されたクラスタのリストから選択します。
    • スーパーバイザー名前空間。追加する名前空間を選択します。
    • プロジェクト。名前空間に関連付けるプロジェクトを選択します。

      名前空間が追加されると、VMware Aria Automation はプロジェクトのユーザーとグループの権限を vCenter Server の名前空間の権限と同期します。

    • Service Broker アクセスをオンにします。これにより、プロジェクト ユーザーはスーパーバイザー名前空間を表示して操作できます。この設定はいつでも変更できますが、オフに切り替えると、Automation Service Broker ユーザー インターフェイスの [使用] タブまたは CCI コマンド ラインから名前空間にアクセスできなくなります。
      注: [使用] タブを使用して Automation Service Broker で作成された名前空間はデフォルトで有効になっており、設定を変更することはできません。
    • [追加] をクリックします。
    vSphere 名前空間をオンボーディングして、Service Broker で有効にします

vSphere 名前空間でのリソースの管理

vSphere 名前空間を追加して、Service Broker アクセスをオンにすると、Automation Service Broker[使用] タブにその名前空間が表示されます。[使用] タブに表示されたオンボーディング済みの vSphere 名前空間

Service Broker アクセスがオンになったオンボーディング済みの vSphere 名前空間は、その名前空間の追加に使用したスーパーバイザーのリージョンに関連付けられます。名前空間のオンボーディングに使用されるプロジェクトにリージョンのバインドがない場合、名前空間は関連付けられているリージョンなしでリストされます。CCI で作成されたスーパーバイザー名前空間とは異なり、オンボーディングされた vSphere 名前空間を削除することはできません。

vSphere 名前空間に存在していたリソースは、Automation Service Broker に表示されます。名前空間内でリソースを作成および管理するには、名前空間を選択し、操作するサービスをクリックします。オンボーディングされた vSphere 名前空間内のリソースを管理します

サービスの操作については、以下のトピックを参照してください。