クラウド管理者は、Microsoft Azure プラグインを利用して、インフラストラクチャに対するニーズをサポートするようにプラグイン ベース SQL データベースをプロビジョニングできます。割り当てヘルパーを使用して、データベースの割り当てロジックを提供することもできます。

インフラストラクチャのニーズをサポートするように Azure SQL データベースを簡単に構成できます。Azure SQL データベースの作成、更新、および削除は、VMware Aria Automation でサポートされています。

SQL データベースのプロパティ

Azure SQL データベース リソースをプロビジョニングするには、次のプロパティが必要です。

プロパティ 説明
name データベースのプラグイン固有の名前。

database_name プロパティに同じ値を使用できます。

database_name データベース リソースの名前。
account チームがクラウド テンプレートを展開するアカウント リージョンの Microsoft Azure クラウド アカウント。

詳細については、VMware Aria Automation での Microsoft Azure クラウド アカウントの作成を参照してください。

location SQL データベースが展開されるリージョン。
sku プロビジョニングされるデータベースのタイプ。
resource_group_name リソース グループの名前。

Azure ポータルでリソース グループを作成する必要があります。

server_name SQL データベースの SQL サーバ。

Azure SQL データベースのプロビジョニング

次のテンプレートは、SQL データベースをプロビジョニングする方法を示しています。

テンプレートを展開する前に、選択したリソース グループと場所に SQL Server を作成する必要があります。SQL Server は、Azure ポータル、Azure CLI、またはクラウド テンプレートを使用して作成できます。この例では、SQL Server はクラウド テンプレートを使用して作成されます。

データベースがプロビジョニングされたら、Azure ポータルで SQL データベースの接続文字列を見つけることができます。

formatVersion: 1
inputs:
  suffix:
    type: string
resources:
  Allocations_Compute_1:
    type: Allocations.Compute
    properties: {}
  Cloud_Service_Azure_SQL_Server_1:
    type: Cloud.Service.Azure.SQL.Server
    properties:
      name: db-server-${input.suffix}
      region: eastus
      account: azure-account
      version: ''
      administrator_login: [email protected]
      resource_group_name: resource-group-1
      administrator_login_password: admin
  Idem_AZURE_SQL_DATABASE_DATABASES_1:
    type: Idem.AZURE.SQL_DATABASE.DATABASES
    properties:
      name: idem-expl-test-${input.suffix}
      database_name: idem-expl-test-${input.suffix}
      server_name: ${resource.Cloud_Service_Azure_SQL_Server_1.name}
      account: ${resource.Allocations_Compute_1.selectedCloudAccount.name}
      location: ${resource.Allocations_Compute_1.selectedRegion.id}
      tags:
        tag-key: tag-value
      sku:
        name: GP_Gen5
        tier: GeneralPurpose
        family: Gen5
        capacity: 2
      requested_backup_storage_redundancy: Local
      resource_group_name: resource-group-1
      read_scale: Disabled