標準ディスクは、パーシステントまたは非パーシステントにすることができます。
VMware Aria Automation では、標準ディスクと First Class Disk の 2 つのカテゴリのストレージがサポートされます。First Class Disk は vSphere でのみ使用できます。
- vSphere
vSphere では、依存型(デフォルト)、独立型パーシステント、独立型非パーシステントの標準ディスクがサポートされます。関連情報については、VMware Aria Automation のパーシステント ディスク ストレージで実行できる操作を参照してください。
1 つ以上のディスクを使用する vSphere 仮想マシンを展開する場合、ディスク リソース名はカスタム命名規則に依存します。ただし、ディスクの.vmdk
ファイル名はデフォルトの vSphere 命名規則(例:machineName_index)に従い、ディスクの [diskFile] カスタム プロパティで指定されます。たとえば、[your datastore]Cloud_Machine_{index number}-{identifier}/Cloud_Machine-{index number}-{identifier}.vmdk
です。ディスク ファイル名はディスク名と同じになります。この規則を使用するには、API を使用して VMware Aria Automation インスタンスに次の変更を加え、機能を有効にする必要があります。変更を加えるには、ベアラー トークンが必要です。https://<host>/provisioning/config/toggles { "key": "enable.vsphere.default.disk.file.naming", "value": "true" }
仮想マシンを削除すると、そのマシンの依存型および独立型非パーシステント ディスクも削除されます。
独立型パーシステント ディスクは、仮想マシンを削除しても削除されません。
依存型、および独立型非パーシステント ディスクは、スナップショットを作成できます。独立型パーシステント ディスクは、スナップショットを作成できません。
各プロジェクトで定義した vSphere クラウド ゾーンのストレージ制限は、独立型非パーシステント ディスクまたは独立型パーシステントを含むクラウド テンプレートを展開するとき、または日付関連の Day 2 アクションを実行するときに評価されます。要求されたディスクが制限を超えると、要求が失敗することがあります。
- Amazon Web Services (AWS) EBS
EBS ボリュームを AWS コンピューティング インスタンスに接続すること、および AWS コンピューティング インスタンスから EBS ボリュームを接続解除することができます。
仮想マシンを削除すると、その仮想マシンに接続されている EBS ボリュームは接続解除されますが、削除はされません。
- Microsoft Azure VHD
接続されたディスクは常にパーシステントです。
仮想マシンを削除する場合は、接続されたストレージディスクを削除するかどうかを指定します。
- Google Cloud Platform (GCP)
接続されたディスクは常にパーシステントです。
パーシステント ディスクは、仮想マシン インスタンスとは独立して配置されるため、パーシステント ディスクを接続解除または移動することで、インスタンスを削除した後でもデータを保持することができます。
仮想マシンを削除すると、その仮想マシンに接続されているディスクは接続解除されますが、削除はされません。
関連情報については、VMware Aria Automation でのストレージ プロファイルの詳細を参照してください。