プロバイダ管理者は、Automation Assembler 内の仮想プライベート ゾーン (VPZ) を管理し、テナント単位でインフラストラクチャ リソースの割り当てを制御できます。管理者は、[テナント管理] 画面を使用して、テナントおよび VPZ ゾーンを確認したり、テナントの VPZ を有効または無効にしたりすることが可能です。
デフォルトでは、仮想プライベート ゾーンはテナントに割り当てられていません。テナントで使用するには、VPZ をこの画面で割り当てる必要があります。
初期作成時、VPZ はデフォルトで有効になります。有効になった VPZ は、指定されたテナントへの割り当ておよび使用が可能な状態です。VPZ を無効にすると、プロビジョニングでの使用や、テナントへの割り当てができなくなります。VPZ は無効にできますが、テナントへの割り当ては継続します。
プロバイダ管理者が [テナント管理] 画面に移動すると、管理者は、画面に表示された使用可能なすべてのテナントからいずれかを選択できます。テナントを選択すると、テナントに VPZ が割り当てられている場合は、現在の VPZ が画面に表示されます。管理者は、この画面を使用することで、選択したテナントに VPZ を割り当てることができます。
VPZ が割り当てられると、テナント管理者は VPZ をプロジェクトに追加することができます。これにより、テナント ユーザーによるプロビジョニングが可能になります。1 つのテナントに VPZ を割り当てると、別のテナントにも割り当てることができます。
VPZ を有効にすると、指定されたテナントで使用できるようになります。プロバイダ管理者は、VPZ を無効にしてメンテナンスやテナントの再構成を簡素化することができます。また、ユーザーに無効化についての通知を送信することもできます。テナントの VPZ を永続的に使用できないようにするには、割り当てを解除します。何らかの理由で既存の VPZ がテナントから割り当て解除された場合は、そのテナントから展開を作成する際に使用することはできません。
前提条件
- マルチテナントを設定し、展開に応じて適切な仮想プライベート ゾーンを作成します。
- Automation Assembler の [テナント管理] 画面の左側にあるイメージ マッピングとフレーバー マッピングのメニューの選択項目を使用して、VPZ およびテナント構成用のグローバルなイメージ マッピングとフレーバー マッピングを構成します。VMware Aria Automation テナントのグローバルなイメージ マッピングとフレーバー マッピングの作成を参照してください。
これらのグローバルな割り当ては、[テナント管理] 画面の上部にあるテナント固有のイメージ マッピングとフレーバー マッピングの選択項目を使用して、今すぐオーバーライドすることも、後でオーバーライドすることもできます。VMware Aria Automation のテナント固有のイメージ マッピングおよびフレーバー マッピングの構成を参照してください。
手順
次のタスク
プロバイダ管理者は、テナントのカード ビューを使用して VPZ のステータスを監視および管理できます。
- テナントを無効にするには、テナントのカードで [無効化] をクリックします。
- テナントを有効にするには、テナントのカードで [有効化] をクリックします。
- テナントの割り当てを解除にするには、テナントのカードで [割り当て解除] をクリックします。