次に、サンプル アプリケーション(WordPress サイト)を汎用的なクラウド テンプレートの形式で定義します。このテンプレートは、設計を変更することなく別のクラウド ベンダーに展開できます。
この例は、WordPress アプリケーション サーバ、MySQL データベース サーバ、およびサポート リソースで構成されています。テンプレートは数個のリソースから開始し、それらの変更や追加に伴って拡張されます。
クラウド管理者が設定したインフラストラクチャであるサンプルの最初の部分で使用されている値は、次のとおりです。
- 2 つのクラウド アカウント、AWS および Azure。
- 3 つのクラウド ゾーン環境:
- 開発—OurCo-AWS-US-East
- テスト—OurCo-AWS-US-West
- 本番—OurCo-Azure-East-US
- 各ゾーンの小規模、中規模、および大規模のコンピューティング リソースでのフレーバー マッピング。
- 各ゾーンで構成された Ubuntu のイメージ マッピング。
- 各ゾーンの内部および外部サブネットを含むネットワーク プロファイル。
- 展開先のストレージ。開発およびテスト ゾーン用の一般的なストレージ、および本番ゾーン用の高速ストレージ。
- このサンプル プロジェクトには、3 つすべてのクラウド ゾーン環境と、設計を作成できるユーザーが含まれています。
前提条件
実行するためには、使用するインフラストラクチャの値の意味を理解しておく必要があります。このサンプルでは、開発およびテストに AWS を使用し、本番に Azure を使用しています。独自のクラウド テンプレートを作成する場合は、独自の値に置き換えてください。これは通常、クラウド管理者によって設定されています。