常に一緒に表示される Automation Assembler プロパティがある場合は、それらをプロパティ グループにまとめることができます。

プロパティ グループを Automation Assembler の複数のデザインにすばやく追加できるようになるため、同じ複数のプロパティを 1 つずつ追加する時間が節約されます。また、プロパティ セットを一か所で維持または変更できるため、アプリケーションの一貫性を確保することができます。

プロパティ グループを作成、更新、または削除できるのは、Automation Assembler 管理者ロールを持つユーザーのみです。管理者は、プロパティ グループを組織全体と共有することも、その使用をプロジェクト内にのみ制限することもできます。

注意:

プロパティ グループは、複数のクラウド テンプレートに含まれる場合があります(カタログにすでにリリースされているものを含む)。プロパティ グループを変更すると、他のユーザーに影響する可能性があります。

プロパティ グループには次の 2 種類があります。

  • 入力

    入力プロパティ グループは、ユーザー申請時に一貫性のあるプロパティ セットを収集して、適用します。入力プロパティ グループには、ユーザーが追加または選択するエントリを含めることも、設計に必要な読み取り専用の値を含めることもできます。

    ユーザーが編集または選択するプロパティは、読み取り可能にするか、暗号化することができます。読み取り専用のプロパティは申請フォームに表示されますが、編集できません。読み取り専用の値を完全に非表示のままにする場合は、代わりに定数プロパティ グループを使用します。

  • 定数

    定数プロパティ グループは、既知のプロパティをサイレントに適用します。実際は、プロパティ グループは表示されないメタデータです。プロパティ グループから Automation Assembler のデザインに値が提供される場合、申請しているユーザーは、これらの値を読み取ることも、これらの値の存在を認識することもできません。例として、ライセンス キーまたはドメイン アカウント認証情報などがあります。

Automation Assembler では、2 つのプロパティ グループ タイプがまったく異なる方法で処理されます。プロパティ グループを作成する場合は、最初に入力プロパティ グループと定数プロパティ グループのいずれを作成するのかを選択する必要があります。混在するプロパティ グループを作成したり、既存のプロパティ セットとそのプロパティ グループを別のタイプに変換したりすることはできません。