新しい VMware Aria Automation プラグイン ベース デザインとプロビジョニング プロセスに関して、代表的な質問と回答を以下に記載します。

注: プラグイン ベース デザインはベータ版であり、変更される可能性があります。現在は、AWS プラグインのみがサポートされています。

Q:あるリソースの直下に割り当てを定義することと比べた場合、個別に割り当てを行うメリットは何ですか。

A:新しい割り当てプロセスは汎用性があり、一括での変更が可能で、1 つの設定グループで多数のリソースの割り当てを決定できます。

Q:新しい割り当てプロセスの機能は、現在の割り当てプロセスと同じですか。

A:新しいプロセスでは、現在のプロセスのすべての機能が最終的にサポートされる予定です。ただし、当初は制限があります。たとえば、現在ネットワーク ヘルパーでは既存のネットワークとパブリック ネットワークのみがサポートされています。

Q:新しい割り当てプロセスでは、パブリック クラウドやプライベート クラウドはサポートされますか。

A:現時点ではパブリック クラウド専用です。

Q:キャンバス上では、割り当てヘルパーがリソースのように見えます。実際にそうなのでしょうか。

A: いいえ。割り当てヘルパーはプロビジョニングされないため、クラウド プロバイダでは使用対象または管理対象として表示されません。

Q:プラグイン以外のリソースが割り当てヘルパーを使用することはできますか?

A:ヘルパーは、プラグイン リソースのほかにも Terraform リソースやカスタム リソースと互換性があります。従来のリソースに対しては機能しません。

Q:割り当てヘルパーは必須ですか。

A: いいえ。割り当てヘルパーの代わりに、クラウド プロバイダのプロパティを設定に直接使用することもできます。

Q:複数のゾーンに対して 1 つの割り当てヘルパーを使用して、ゾーンが上限に達した場合に配置が自動的に調整されるようにすることはできますか。

A:現在の機能では上限はサポートされていません。同じタグの複数の異なるゾーンにプロビジョニングすると、割り当てヘルパーは従来の割り当てアルゴリズムと同様にリソースを 1 つだけ選択します。

Q:同じタイプのリソースが複数ある場合、1 つの割り当てヘルパーをすべてのリソースに適用できますか。

A: はい。1 つのネットワーク割り当てヘルパーに 5 台の仮想マシンがある場合、すべてのマシンが同じネットワークに接続されます。

Q:クラウド プロバイダが一部のリソースに新しいプロパティを追加した場合、そのプロパティは Automation Assembler で選択対象として自動的に表示されますか。

A:すぐには表示されません。新しいリソースを、関連付けられたクラウド プロバイダ プラグインに追加する必要があります。

Q:新しいプロセスでプロビジョニングされたリソースに対して Day 2 アクションはサポートされますか。

A:初期段階でサポートされるのは、Day 2 アクションの基本セットのみです。

Q:プラグイン リソースと従来のリソースを使用するタイミングについて教えてください。

A:両者はいずれも同様に使用できますが、プラグイン リソースを使用すると、長期間実行する場合の柔軟性が高くなります。最終的には、より多くのパブリック クラウドからより多くのリソースが取得され、更新頻度が高くなります。

Q:同じテンプレートから従来のリソースと新しいリソースをプロビジョニングできますか。

A: はい。

Q:従来のリソースを割り当てヘルパーに接続できますか。

A: いいえ。ヘルパーは、割り当てをネイティブにサポートしていないリソースを対象としています。すでにリソースが割り当てをネイティブにサポートしている場合(従来のクラウドに依存しない仮想マシン、ディスク、ロード バランサ、ネットワークなど)、割り当てヘルパーは必要ありません。