最初に、この後で Automation Assembler エンジニアリング部門のユーザーがアプリケーションを開発、テストし、本番環境に移行できるように、リソースを構成します。
インフラストラクチャには、クラウド ターゲットと、WordPress サイトが必要とする使用可能なマシン、ネットワーク、およびストレージの定義が含まれます。
前提条件
Automation Assembler に Automation Assembler 管理者としてログインします。
1. クラウド アカウントの追加
この手順では、クラウド管理者が 2 つのクラウド アカウントを追加します。このサンプル プロジェクトでは、AWS での開発およびテスト作業と、Azure での本番環境への移動を想定しています。
- の順に移動します。
- [クラウド アカウントの追加] をクリックし、Amazon Web Services を選択して値を入力します。
設定 サンプルの値 アクセス キーの ID R5SDR3PXVV2ZW8B7YNSM プライベート アクセス キー SZXAINXU4UHNAQ1E156S 名前 OurCo-AWS 説明 WordPress すべての値は単なる例であることに注意してください。実際のアカウントの詳細は異なります。
- 認証情報を確認するには、[検証] をクリックします。
- [構成] で、us-east-1 および us-west-2 リージョンへのプロビジョニングを許可します。
- (オプション)リージョンにデフォルトのクラウド ゾーンを作成するオプションを選択します。
- [追加] をクリックします。
- [クラウド アカウントの追加] をクリックし、Microsoft Azure を選択して値を入力します。
設定 サンプルの値 サブスクリプション ID ef2avpf-dfdv-zxlugui1i-g4h0-i8ep2jwp4c9arbfe テナント ID dso9wv3-4zgc-5nrcy5h3m-4skf-nnovp40wfxsro22r クライアント アプリケーションの ID bg224oq-3ptp-mbhi6aa05-q511-uf1yjr2sttyik6bs クライアント アプリケーションのプライベート キー 7uqxi57-0wtn-kymgf9wcj-t2l7-e52e4nu5fig4pmdd 名前 OurCo-Azure 説明 WordPress - 認証情報を確認するには、[検証] をクリックします。
- [構成] で、米国東部リージョンへのプロビジョニングを許可します。
- (オプション)リージョンにデフォルトのクラウド ゾーンを作成するオプションを選択します。
- [追加] をクリックします。
2. クラウド ゾーンの追加
このサンプルの手順では、クラウド管理者は、開発、テスト、および本番用の 3 つのクラウド ゾーンを追加します。
- の順に移動します。
- [新しいクラウド ゾーン] をクリックして、開発環境の値を入力します。
親クラウド アカウントの追加中にデフォルトのクラウド ゾーンを作成した場合は、デフォルトのクラウド ゾーンの編集のみが必要になります。新しいクラウド ゾーンの追加は不要です。
クラウド ゾーンの設定 サンプルの値 アカウント/リージョン OurCo-AWS/us-east-1 名前 OurCo-AWS-US-East 説明 WordPress 配置ポリシー デフォルト 機能タグ env:dev すべての値は単なる例であることに注意してください。ゾーンの詳細は異なります。
- [コンピュート] をクリックし、必要なゾーンがあることを確認します。
- [作成] をクリックします。
- このプロセスを 2 回繰り返し、テスト環境と本番環境の値を指定します。
クラウド ゾーンの設定 サンプルの値 アカウント/リージョン OurCo-AWS/us-west-2 名前 OurCo-AWS-US-West 説明 WordPress 配置ポリシー デフォルト 機能タグ env:test クラウド ゾーンの設定 サンプルの値 アカウント/リージョン OurCo-Azure/East US 名前 OurCo-Azure-East-US 説明 WordPress 配置ポリシー デフォルト 機能タグ env:prod
3. フレーバー マッピングの追加
このサンプルの手順で、クラウド管理者は、展開に応じて変化する可能性のあるキャパシティのニーズを考慮して、フレーバー マッピングを追加します。
フレーバー マッピングは、さまざまなサイズのマシン展開に対応しており、非公式には T シャツ サイジングと呼ばれています。
- の順に移動します。各クラウド ゾーンは、小規模、中規模、および大規模のフレーバーに対応する必要があります。
- [新しいフレーバー マッピング] をクリックし、開発クラウド ゾーンの値を入力します。
設定 サンプルの値 フレーバー名 small アカウント/リージョン
値
OurCo-AWS/us-east-1
t2.micro
アカウント/リージョン
値
OurCo-AWS/us-west-2
t2.micro
アカウント/リージョン
値
OurCo-Azure/East US
Standard_A0
すべての値は単なる例であることに注意してください。フレーバーは異なります。
- [作成] をクリックします。
- このプロセスを 2 回繰り返し、中規模および大規模のフレーバーの値を指定します。
設定 サンプルの値 フレーバー名 medium アカウント/リージョン
値
OurCo-AWS/us-east-1
t2.medium
アカウント/リージョン
値
OurCo-AWS/us-west-2
t2.medium
アカウント/リージョン
値
OurCo-Azure/East US
Standard_A3
設定 サンプルの値 フレーバー名 large アカウント/リージョン
値
OurCo-AWS/us-east-1
t2.large
アカウント/リージョン
値
OurCo-AWS/us-west-2
t2.large
アカウント/リージョン
値
OurCo-Azure/East US
Standard_A7
4. イメージ マッピングの追加
このサンプルの手順では、クラウド管理者が Ubuntu 用のイメージ マッピング、WordPress サーバのホスト、およびその MySQL データベース サーバを追加します。
イメージ マッピングを追加して、オペレーティング システムを計画します。各クラウド ゾーンには Ubuntu イメージ マッピングが必要です。
- の順に移動します。
- [新しいイメージ マッピング] をクリックし、Ubuntu サーバの値を入力します。
設定 サンプルの値 イメージ名 Ubuntu アカウント/リージョン
値
OurCo-AWS/us-east-1
ubuntu-16.04-server-cloudimg-amd64
アカウント/リージョン
値
OurCo-AWS/us-west-2
ubuntu-16.04-server-cloudimg-amd64
アカウント/リージョン
値
OurCo-Azure/East US
azul-zulu-ubuntu-1604-923eng
すべての値は単なる例であることに注意してください。実際のイメージとは異なります。
- [作成] をクリックします。
5. ネットワーク プロファイルの追加
このサンプルの手順では、クラウド管理者が各クラウド ゾーンにネットワーク プロファイルを追加します。
各プロファイルで、管理者は WordPress マシンのネットワークと、最終的なロード バランサのもう一方の側に配置される 2 つ目のネットワークを追加します。2 つ目のネットワークは、ユーザーが最終的に接続するネットワークになります。
- の順に移動します。
- [新規ネットワーク プロファイル] をクリックして、開発クラウド ゾーンのプロファイルを作成します。
ネットワーク プロファイルの設定 サンプルの値 アカウント/リージョン OurCo-AWS/us-east-1 名前 devnets 説明 WordPress - [ネットワーク] をクリックし、[ネットワークの追加] をクリックします。
- wpnet、appnet-public を選択して [追加] をクリックします。
すべての値は単なる例であることに注意してください。実際のネットワーク名は異なります。
- [作成] をクリックします。
この WordPress の例では、ネットワーク ポリシーまたはネットワーク セキュリティの設定を指定する必要はありません。
- このプロセスを 2 回繰り返して、WordPress のサンプル テストと本番環境のクラウド ゾーンのネットワーク プロファイルを作成します。いずれの場合も、wpnet および appnet-public ネットワークを追加します。
ネットワーク プロファイルの設定 サンプルの値 アカウント/リージョン OurCo-AWS/us-west-2 名前 testnets 説明 WordPress ネットワーク プロファイルの設定 値 アカウント/リージョン OurCo-Azure/East US 名前 prodnets 説明 WordPress
6. ストレージ プロファイルの追加
このサンプルの手順では、クラウド管理者が各クラウド ゾーンにストレージ プロファイルを追加します。
管理者は、本番環境ゾーンに高速ストレージを、開発およびテストには一般的なストレージを配置します。
- の順に移動します。
- [新規ストレージ プロファイル] をクリックして、開発クラウド ゾーンのプロファイルを作成します。
アカウントまたはリージョンを選択すると、追加のフィールドが表示されます。
ストレージ プロファイルの設定 サンプルの値 アカウント/リージョン OurCo-AWS/us-east-1 名前 OurCo-AWS-US-East-Disk 説明 WordPress デバイス タイプ EBS ボリューム タイプ 汎用 SSD 機能タグ storage:general すべての値は単なる例であることに注意してください。
- [作成] をクリックします。
- このプロセスを繰り返して、テスト クラウド ゾーンにプロファイルを作成します。
ストレージ プロファイルの設定 サンプルの値 アカウント/リージョン OurCo-AWS/us-west-2 名前 OurCo-AWS-US-West-Disk 説明 WordPress デバイス タイプ EBS ボリューム タイプ 汎用 SSD 機能タグ storage:general - このプロセスを繰り返して、本番環境のクラウド ゾーンにプロファイルを作成します。これは Azure ゾーンであるため、設定が異なります。
ストレージ プロファイルの設定 サンプルの値 アカウント/リージョン OurCo-Azure/East US 名前 OurCo-Azure-East-US-Disk 説明 WordPress ストレージ タイプ 管理対象ディスク ディスク タイプ プレミアム LRS OS ディスク キャッシュ 読み取り専用 データのディスク キャッシュ 読み取り専用 機能タグ storage:fast
次の手順
プロジェクトを作成してユーザーを特定し、プロビジョニング設定を定義します。パート 2:サンプル Automation Assembler プロジェクトの作成を参照してください。