Automation Assembler の定数を使用すると、既知のキーと値のペアをデザインにサイレントに適用できます。

定数の仕組み

キーはクラウド テンプレート コードに表示され、値はそのクラウド テンプレートに基づく展開の一部になります。定数のリソースの下に propgroup バインディングが必要です。

propgroup バインディングは、定数プロパティ グループでのみ使用されます。入力プロパティ グループでは使用されません。

シークレットのプロパティ

プロパティ グループにシークレットのプロパティを追加する場合は、次に進む前にシークレット プロパティを作成します。Automation Assembler のシークレット プロパティを参照してください。

定数プロパティ グループの作成

  1. [デザイン] > [プロパティ グループ] の順に移動して、[新規プロパティ グループ] をクリックします。
  2. [定数値] を選択します。
  3. 新しいプロパティ グループに名前を付けて、説明を入力します。
    名前 プロパティ グループ名は、指定した組織内で一意である必要があります。使用できるのは、文字、数字、およびアンダースコアのみです。
    表示名 空白のままにします。申請フォームに見出しは表示されません。
    説明 この定数セットについて説明します。
    Scope

    管理者がプロパティ グループを組織全体で共有できるかどうかを決定します。共有できない場合は、プロパティ グループにアクセスできるのは 1 つのプロジェクトのみになります。

    グループ内のプロパティはいつでも追加または変更できますが、スコープは永続的なものであり、後で変更することはできません。

    シークレット:プロパティ グループにシークレット プロパティを追加する場合は、単一のプロジェクト スコープを使用する必要があります。シークレット プロパティは、必ずプロジェクト レベルで保存されます。

    プロジェクト スコープがプロジェクトのみである場合、このプロジェクトはプロパティ グループにアクセスできます。
  4. 定数プロパティをグループに追加するには、[新しいプロパティ] をクリックします。
  5. キーとして使用する名前と説明を入力します。
  6. リソース タイプを選択します。
  7. 必要な定数値を入力し、[作成] をクリックします。
    • 文字列、整数、および数値タイプの場合は、直接入力します。
    • シークレットの文字列値については、プロジェクトのシークレット プロパティのリストから選択します。
    • ブール値タイプの場合は、選択ボックスを使用して true を指定します。
    • オブジェクトまたは配列タイプの場合は、null を目的の値に置き換えます。
    プロパティ グループへの定数の追加
  8. グループに定数を追加し、完了したら [保存] をクリックします。
    プロパティ グループに追加された定数プロパティ

クラウド テンプレート リソースのプロパティ グループへのバインド

リソース内の定数値をサイレントに使用するには、リソースの下に propgroup バインディングを追加します。

プロパティ グループ自体を参照することで、定数セット全体をリソースにすばやく追加できるようになります。

resources:
  Cloud_Machine_1:
    type: Cloud.Machine
    properties:
      payerInfo: '${propgroup.payerDetails}'

また、プロパティ グループの定数を、デザインの選択部分に個別に追加することもできます。

resources:
  Cloud_Machine_1:
    type: Cloud.Machine
    properties:
      payerAccount: '${propgroup.payerDetails.payerAccountNumber}'
      payerCost: '${propgroup.payerDetails.payerCostCenter}'
      payerFed: '${propgroup.payerDetails.payerFederal}'