カスタム ダッシュボード

カスタム ダッシュボードについて

デフォルトの VMware Aria Cost powered by CloudHealth のダッシュボードを使用すると、クラウド インフラストラクチャをアカウントごと、サービスごと、資産ごとにまとめて簡単に可視化することができます。ダッシュボードで、クラウドのコストとサービスの概要を確認し、多数の標準レポートとカスタマイズ レポートを表示することができます。

デフォルトの VMware Aria Cost のダッシュボードを表示するだけでなく、標準レポートとカスタマイズ レポートの任意の組み合わせを含む 1 つまたは複数のカスタム ダッシュボードを作成することもできます。カスタム ダッシュボードには、次のようなメリットがあります。

  • 組織内の特定のユーザーにフォーカスして複数のカスタム ダッシュボードを作成することができます。たとえば、あるカスタム ダッシュボードでは使用状況にフォーカスし、別のカスタム ダッシュボードではパフォーマンスにフォーカスすることもできます。
  • 棒グラフ、円グラフ、表形式など、さまざまな方法でデータを表示するダッシュボードを作成することができます。

ウィジェットの追加と配置

まず、新しいダッシュボードを作成してから、そのダッシュボードにウィジェットを追加して配置します。

  1. 左側のメニューで ダッシュボード を選択します。それから、デフォルト ダッシュボード の横にあるドロップダウンを展開し、すべてのダッシュボードの表示 を選択します。
  2. 新しいダッシュボード をクリックして、ダッシュボード エディタを表示します。デフォルトで、2 つの列から構成される 1 つの行を含むプライベート ダッシュボードが作成されます。組織内の他のユーザーがダッシュボードを使用できるようにするには、表示範囲を パブリック に設定します。
  3. チャート ウィジェットをダッシュボード領域にドラッグします。チャートに名前を付け、フィルタ を使用して、クラウド、テーマ、およびレポート タイプを選択します。
  4. 追加 をクリックして、ウィジェットがダッシュボード領域に表示されるようにします。複数のウィジェットを追加し、列または行にドラッグ アンド ドロップして、ウィジェットを配置することができます。
  5. ウィジェットの右上隅にあるアイコンをクリックして、ダッシュボード領域のウィジェットを編集または削除します。完了したら、保存 をクリックします。

デフォルトのカスタム ダッシュボードの設定

デフォルトのダッシュボードとは、VMware Aria Cost プラットフォームにログインしたときに表示されるダッシュボードです。カスタム ダッシュボードをプラットフォームのデフォルトのダッシュボードとして設定することができます。1.VMware Aria Cost プラットフォームで、デフォルトとして設定するカスタム ダッシュボードを選択します。2.デフォルトに設定 アイコンをクリックします。次回プラットフォームにログインしたときには、カスタム ダッシュボードが最初に表示されます。

アクティビティ フィード

RSS フィード機能を使用して、クラウド環境内のアクティビティの更新情報を取得します。

[VMware Aria Cost アクティビティ フィード] には、クラウド環境で発生しているアクティビティについての通知を行う RSS フィードが表示されます。RSS フィードにサブスクライブすることにより、資産の作成、変更、削除などの最新のイベントを追跡できます。この情報は、監視および監査の目的には不可欠です。[アクティビティ フィード] ページには、イベントの 24 時間のサマリ レコードが表示され、VMware Aria Cost は 15 分ごとにフィードを更新します。

[アクティビティ フィード] ビュー

アクティビティ フィードでは、次のアイコンを使用してイベントがグループ化されます。

  • 更新されたイベント:更新された資産のイベントを表示します。例:更新されたインスタンス、更新されたボリューム、更新された ElastiCache クラスタなど。
  • 削除されたイベント:終了または削除された資産のイベントを表示します。例:終了したインスタンス、削除されたボリュームなど。
  • 作成されたイベント:起動または作成された資産のイベントを表示します。例:起動されたインスタンス、作成されたボリューム、新しいイメージなど。

詳細の表示

  1. 詳細の表示 をクリックします。影響を受ける資産のリストがイベントの時刻とともに表示されます。資産名は資産の詳細ページにリンクされています。このページでは、影響を受ける資産に関する詳細情報を確認できます。
  2. 資産名をクリックして、資産の詳細ページに移動します。

詳細の非表示 をクリックして、イベントのリストを折りたたみます。

RSS フィードへのサブスクライブ

VMware Aria Cost アクティビティ フィードにサブスクライブして、クラウド環境が変更されるたびに更新情報を受け取ることができます。

サブスクライブするには、

  1. 右上隅にある RSS フィードへのサブスクライブ をクリックします。XML ファイルが新しいタブで開かれます。
  2. RSS リーダー アプリケーションまたは RSS フィードをサポートするブラウザ拡張機能に XML URL をコピーする必要があります。RSS リーダーは、フィードからのイベントのリストを表示し、更新が発生するたびにリストを更新します。

通知

VMware Aria Cost 通知機能は、VMware Aria Cost プラットフォームから送信されたすべてのアラート メッセージの概要を提供します。

VMware Aria Cost 通知機能は、VMware Aria Cost プラットフォームから送信されたすべてのアラート メッセージの概要を提供します。ポリシーを構成すると、ポリシーが評価され、ポリシー内の 条件 に一致するアクティビティが検出されると、通知が自動的に生成されます。

通知機能は、次の場合に役立ちます。

  • 影響を受けるリソース の詳細を見る。
  • ポリシーごとの 違反レポート を分析する。
  • アクティビティを確認して、適切なアクションを実行する。
  • カスタム レポートを作成し、承認されたユーザーと共有し、定期的な更新を受信する登録を行う。

[通知] ページにアクセスするには、左側のメニューから ダッシュボード > 通知 に移動するか、VMware Aria Cost プラットフォームの右上隅にあるベル アイコンをクリックしてアラート メッセージをクリックします。

新しいメッセージの総数を表す 前回のアクセス以降の新しい通知 アイコンがプラットフォームから削除されました。

ポリシー

ポリシー タブには、VMware Aria Cost プラットフォームから送信されたポリシー関連のすべての通知が表示されます。

[ポリシー] タブには、ポリシー関連のすべての通知のリストと次の詳細が表示されます。

フィールド 説明
重大度 このアラートに設定した重要度のレベルを示します。
ステータス アラートが 新規 か、解決済み かを示します。
ポリシー名 アラートが作成されるポリシーの名前。クリックすると、ポリシーの 違反レポート が表示されます。
ポリシー ブロック名 クリックすると、[ポリシー エディタ] ページが表示されます。
ポリシー ルール名 違反しているポリシー ルールの名前。クリックすると、ルールが属するブロックの 違反レポート が表示されます。ポリシー ルール違反により影響を受けるリソースのリストを表示するには、ブロック名 をクリックします。
サマリ アラートをトリガしたイベントのサマリ。
最終評価日 ポリシーが VMware Aria Cost プラットフォームによって最後に評価された日時。
  • 複数のブロックでポリシーを作成すると、ブロックごとに通知が届きます。
  • ポリシー違反レポート には、ポリシー内のポリシー ブロックのリストが表示されます。ブロック名 をクリックして、ポリシー エディタ ページを表示し、サマリ をクリックして、根拠修復 を含めたインシデントの詳細な説明を確認します。

影響を受けるリソース

ポリシー ルール違反の影響を受けるリソースのリストを確認できます。表示 アイコンをクリックし、サマリー ページでスクロール ダウンして、影響を受けるリソース を表示します。

レポートの作成

スマート フィルタ オプションを使用して、通知レポートを作成し、承認された担当者と共有したり、レポートをサブスクライブすることもできます。

レポートを作成するには、次の手順を実行します。1.VMware Aria Cost プラットフォームで、ダッシュボード > 通知 の順に移動します。2.ポリシー タブで、スマート フィルタ をクリックして、ステータスポリシー、および 重要度 から必要なフィルタ オプションを選択します。3.レポートの実行 をクリックします。選択内容に基づいて、プラットフォームにレコードが表示されます。

レポートの保存

  1. プラットフォームの右上隅の アクション ドロップダウンをクリックして、名前を付けて保存 をクリックします。
  2. カスタム レポートの保存 ボックスで、レポートの 名前説明 を追加し、ドロップダウンから このレポートを表示できるユーザー を選択します。
  3. レポートの保存 をクリックします。

保存済みレポートにアクセスするには、左側のメニューから レポート > 保存済みレポート の順に移動します。

レポートのサブスクライブ

レポートをサブスクライブするには、レポート設定が保存されていることを確認してください。1.レポートを保存したら、プラットフォームの右上隅の サブスクライブ をクリックし、新しいサブスクリプション をクリックします。2.サブスクライブして、定期的な更新を受信する で次の詳細を入力します。- レポート名 - 繰り返し:サブスクリプションの頻度を定義します - 配信方法:E メールを送信するか S3 バケットに保存します - 配信先:受信者を追加します - 配信時刻:配信時間を選択します 3.サブスクライブ をクリックします。

アクション

VMware Aria Cost プラットフォームで、ポリシーが評価され、影響を受けるリソースに対して推奨アクションが実行されると、アクション アラートが生成されます。アクションは、ポリシーの作成時に選択した内容に基づいて実行されます。このページには、アクションのタイプ、アクションが完了した時刻、成功したかどうかなどの詳細とともにアクション アラートが表示されます。

表示 アイコンをクリックして、各 アクション アラートの詳細を表示します。

システム

システム タブには、ユーザーにとって意味のある VMware Aria Cost プラットフォームの重要なイベントの詳細が表示されます。これらは自動生成されたアラートであり、次のシナリオで通知を送信します。

  • ポリシーが評価された
  • 請求サイクルが完了した
  • 請求書が生成された。

次のようなアグリゲータ アラートも受信します。

  • 新しいアグリゲータがインストールされた
  • アグリゲータが登録された
  • アグリゲータが開始された
  • アグリゲータのアップグレード
  • アグリゲータが停止した

表示 アイコンをクリックして、個々のシステム アラートの詳細を表示します。

check-circle-line exclamation-circle-line close-line
Scroll to top icon