Azure ダッシュボード

Azure コストのサマリ

Azure インフラストラクチャのコストに関するエグゼクティブ レベルの評価。VMware Aria Cost powered by CloudHealth のレポートでは、クラウド インフラストラクチャ全体のアカウント、サービス、資産からすべてのコスト情報を収集して、包括的なコスト サマリを提供します。

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セクション 1:コスト サマリのカスタマイズ オプション

フィルタ

以下の標準フィルタ オプションを使用して、ビジネス ニーズに応じてレポートを表示します。

  • アカウント
  • 課金アカウント
  • AWS サービス
  • 料金タイプ
  • リージョン
  • 組織固有のパースペクティブ(文字 P のラベル付き)

予測コスト

ドロップダウンから予測コストのオプションの 1 つを選択します。

トップ リスト カウント

予測コスト数の表示制限を選択します。

全体予算

ドロップダウンから全体予算を選択します。分類された予算および償却された予算は選択できません。

セクション 2:パースペクティブ別のコスト サマリ

フィルタ、カテゴリ、予測コストを使用してカスタマイズします。

  • 1 か月前の同日から今日までのコストを比較します。
  • 当月の予測コストと前月のコストの比較。予測は、サービス アイテム、リージョン、アカウント、およびパースペクティブ別のサービス使用量の履歴を 30 日間ローリング分析した結果に基づいています。

セクション 3:パースペクティブ グループ別の上位予測コスト

フィルタ、カテゴリ、またはトップ リスト カウントを使用してカスタマイズします。

特定のパースペクティブまたはパースペクティブ グループの組み合わせによるコストの傾向(たとえば、本番環境内の特定の所有者のコストなど)。

  • 当月の月初から現在までのコスト。
  • 前月の同時期のコスト。
  • 予測月末コスト。
  • 非経常費用(設定されている場合)。

セクション 4:サービス別の上位予測コスト

フィルタ、カテゴリ、予想コスト、またはトップ リスト カウントを使用してカスタマイズします。

サービス別またはサービス項目別のコスト傾向。サービス別 ビューには、使用する特定の Azure サービス(Web + モバイル、コンピューティング、ストレージなど)のコスト傾向が表示されます。サービス アイテム別 ビューによってサービスがサブコストに展開され、仮想マシン、ディスク、ストレージ アカウント、Express Route 回線などのきめ細かい詳細情報が提供されます。

セクション 5:[月次コスト配賦]

[フィルタ]、[間隔]、[カテゴリ]、または [チャート タイプ] を使用してカスタマイズします。

  • 特定のパースペクティブに関する過去 13 か月のコスト履歴。
  • コスト履歴 レポートへのリンクは、傾向のより詳細な分析に役立ちます。

Azure コスト サマリ パルスにサブスクライブするには、右上隅で サブスクライブ > 新しいサブスクリプション の順にクリックします。

Azure 健全性チェックのパルス

Azure のコスト節約、クラウド ガバナンス、および潜在的なセキュリティ リスクに関する、エグゼクティブレベルのハイライト。

Azure VMware Aria Cost 健全性チェック レポートは、コスト節約とクラウド ガバナンス ポイントに重点を置いたクラウド インフラストラクチャのエグゼクティブ評価です。他のパルスとは異なり、すべての資産にわたる概要レポートとして使用されます。報告される月単位の節約可能額の合計には、すべてのセクションが含まれます。

データ生成

レポートのデータは 1 日に 1 回更新されます。レポートの下部には最終生成日が記載されています。すべてのセクションには、詳細なリアルタイム データへのドリルダウン リンクがあり、特定の資産やレポートに簡単にアクセスできます。レポートのデータは毎日キャッシュされるため、レポートの値が詳細データと異なる場合があります。最後に、提示されるコスト節約は、構成済みアカウントの資産のみを表しています。

直後の節約分:接続されていない Azure ディスク

どの仮想マシンにも接続されていない Azure ディスクをまとめることは簡単です。このセクションでは、状態が「未接続」であり、どの仮想マシンでも使用されていないすべての Azure ディスクが報告されます。接続されていないディスクの合計数の右側に表示される金額は、接続されていないすべてのディスクの定価の合計です。

直後の節約分:未使用の仮想ネットワーク ゲートウェイ

仮想ネットワーク ゲートウェイは、使用されていない場合でもコストがかかります。このセクションでは、どのリソースでも使用されていないため削除される可能性があるすべての仮想ゲートウェイが報告されます。使用されていない仮想ネットワーク ゲートウェイの合計数の右側に表示される金額は、使用されていないすべての仮想ネットワーク ゲートウェイの定価の合計です。

直後の節約分:未使用のアプリケーション サービス プラン

アプリケーション サービス プランは、関連付けられているサービスがない場合でも、コストを発生させます。このセクションでは、関連付けられているサービスがないため削除できる可能性があるすべてのアプリケーション サービス プランが報告されます。アプリケーション サービス プランの合計数の右側に表示される金額は、使用されていないすべてのアプリケーション サービス プランの定価の合計です。

直後の節約分:未使用の IP アドレス

仮想マシンを削除した場合、仮想マシンに接続されていた IP アドレスが未接続状態で放置され、不要なコストを発生させている可能性があります。このセクションでは、使用されておらず、削除できる可能性がある IP アドレスが報告されます。IP アドレスの合計数の右側に表示される金額は、使用されていない IP アドレスの定価の合計です。

[クラウド ガバナンス]

[クラウド ガバナンス] では、タグ付けされておらず、どのビジネス グループによっても認められていない可能性が高い仮想マシンとリソース グループを特定することができます。タグ付けされていない仮想マシンに対する一般的なアクションは、タグを修正するか、または仮想マシンを終了することです。合計コスト節約は、一致するインスタンスの過去 1 か月の合計コストを反映します。

セキュリティ リスク エクスポージャ

セキュリティ違反の重要度が「高」および「重大」の場合、Azure のセキュリティ ベスト プラクティスのデフォルト ポリシーによって推奨事項が提示されます。推奨事項は、デフォルト ポリシーを有効にしている場合にのみ 表示されます。推奨事項をクリックして、特定のセキュリティの問題とその問題に対処するために実行できるアクションを確認することができます。デフォルトのセキュリティ ポリシーを有効にする方法については、「セキュリティをアクティブに管理する必要性」を参照してください。

月単位の運用コスト節約:使用率の低い仮想マシン

仮想マシンを最大限に活用して運用効率を改善するため、使用率の低い仮想マシンを特定します。「使用率が大幅に低下」のデフォルト値は、35% 未満の使用率です。リストされたインスタンスの右側の金額(ドル)は、当月の仮想マシンの適正サイジング レポートの [浪費コスト] 列を表します。

月単位の運用コスト節約:使用率の低い SQL データベース

コストの最適化と非効率性の改善に役立てるため、使用率が低い SQL データベースを特定します。低使用率のデフォルト値は、ストレージと DTU の使用率が 25% 未満です。表示されるデータベースの右側の金額(ドル)は、当月の SQL データベースの適正サイジング レポートの [節約額] 列に対応します。

予約管理の月単位のコスト節約

通常、月単位での最大のコスト節約を実現する機会は、入念な RI 管理によってもたらされます。[予約管理の月別節約額] では、2 つの予算額を使用して潜在的な節約額を計算します。1 つ目は、完全に最適化されたコスト節約を実現する、無制限の予算を使用することです。2 つ目では、その 20% を早期達成のための初期予算として使用します。

[バーンダウン]

エンタープライズ契約 (EA) を利用している場合は、当初のコミットメントに対する残額を追跡することが重要です。[バーンダウン] には、デフォルトのコスト バーンダウン レポートが表示され、月別の残額を確認することができます。このレポートを使用して、元の予算のうち、新しい予約やその他の購入に費やさなければならない金額を検証することができます。

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