このダッシュボードでは、Desktop as a Service (DaaS) のストレージ コンポーネントの全体的なパフォーマンスを把握できます。遅延時間の増大、I/O 残数の増加、使用率の低下など、ストレージに関連するパフォーマンスの問題が表示されます。このダッシュボードは、3 つのロール(Horizon 管理者、VMware 管理者、ストレージ管理者)すべてを対象に設計されており、チーム間の連携を強化することを目的としています。

設計上の考慮事項

このダッシュボードは、すべてのダッシュボードのエントリ ポイントとして設計されており、他の多くのダッシュボードへの URL リンクを備えています。

パフォーマンスの管理では、注意が必要な領域に誘導するための関連情報も表示されます。この情報はワースト(表示:ピーク)を示しているため、毎日の標準的な運用手順に組み込むのに適しています。

ダッシュボードの使用方法

このダッシュボードは、使いやすいように 2 つのセクションに分かれています。

  • 最初の行には、構成、インベントリ、キャパシティ、可用性を示す 2 つのスコアボードが表示されます。一部の数値は URL リンクになっており、クリックすると別のダッシュボードが開いて、ドリルダウンができます。

  • 2 行目はパフォーマンスを示します。スコアボードのほかに、パフォーマンスの概要を示す色分けされた分布チャートがあります。

注意点

これは単なる URL リンクであり、スコアボードから移動先のダッシュボードにコンテキストは渡されません。

このダッシュボードには、RDS と VDI の両方が表示されます。どちらかのみを使用している場合は、不要なウィジェットを折りたたみ、必要なウィジェットを展開します。