[Horizon ストレージ キャパシティ] ダッシュボードは、設定不要なキャパシティ画面とダッシュボードを補完します。ストレージに注目することで全体像を提供し、注意が必要なデータストアを強調表示します。

ダッシュボードの使用方法

[Horizon ストレージ キャパシティ] ダッシュボードは階層化されており、ダッシュボードで上から下に進むにつれ徐々に詳細が示されます。

  • [全体的な分析]

    サマリ バナーでは、データストアの数、キャパシティ、仮想マシンの数、実行中の仮想マシンなど、基本的な概要を確認できます。

    分布グラフには、[残りキャパシティ別の共有データストア] および [残り時間別の共有データストア] が表示されます。

    ヒート マップは 3 つありますが、プライマリ ヒート マップは [残りキャパシティ] ヒート マップです。他の 2 つのヒート マップは、使用済みキャパシティを示します。そのうちの 1 つは、データストア クラスタを使用する環境向けに設計されています。各ボックスはデータストアを表します。多数のデータストアがある場合、ヒート マップではグループ化されます。グループのメンバーも表示されます。データストアが大きいほど、ボックスは大きくなります。

    [共有データストア] テーブルには、共有データストアが一覧表示されます。このテーブルにはサマリが表示され、すべてのデータストアを一目で確認できます。これらは、データセンター別にグループ化されます。デフォルトでは、このテーブルは残りキャパシティが最も少ない順に並べ替えられます。再利用の機会には、パワーオフ状態の仮想マシン、スナップショット、実体のない VMDK の 3 つがあります。

  • [データストア分析]

    [サマリ] テーブルからデータストアを選択します。キャパシティの詳細が自動的に表示されます。数日経過したスナップショットは、調べる必要があります。実体のない VMDK とは、どの仮想マシンにも関連付けられていない VMDK のことです。

    ディスク容量には、合計容量、割り当て済み容量、および実際に使用されている容量が表示されます。
  • [仮想マシンの分析]

    仮想マシン レベルで分析するには、[データストア内の仮想マシン] を確認します。さらに調べる仮想マシンをクリックすることで、経時的な使用状況を確認できます。

  • [ローカル データストア]

    ダッシュボードの最後に [ローカルのデータストア キャパシティ] テーブルが表示されます。ローカル ディスクでストレージ要件が満たされ、vMotion が不要な場合を除き、ローカル データストアで仮想マシンを実行しないでください。

注意点

基盤となる LUN もシン プロビジョニングされている場合、物理アレイに対する可視性が必要になります。ダッシュボードにはデータストア クラスタがありません。環境でデータストア クラスタを使用している場合は、このダッシュボードを変更するか、新しいダッシュボードを作成します。多数のデータストアおよびデータストア クラスタがある大規模な環境では、データストア クラスタを一覧表示するビュー リストを追加して、サマリ情報を表示します。または、ヒート マップを作成して、データストア クラスタを一覧表示します。