このセクションでは、Horizon Management Pack の既知の問題について詳しく説明します。
プロトコルのメトリックとプロファイルのロード時間のメトリックを含む RDP プロトコル セッションが見つからない
VMware Aria Operations で FIPS が有効になっている場合、Connection Server または UAG サーバでの Telegraf のインストールに失敗する
OpenSSH バージョン 3.0.9 を使用した場合にのみインストールに失敗します。
- root の認証情報を使用してクラウド プロキシに SSH 接続します。
- /ucp/ucp-config-scripts/ucp-firstboot.sh ファイル内の CSR 生成ダイジェストを -sha1 から -sha256 に変更します(行番号:1717)。
- ucp-firstboot.sh ファイルの所有権を管理者にリセットします。Cmd : chown admin:admin ucp-firstboot.sh
- 上記の手順を実行した後、エージェントのインストールを再試行します。
統合からの Horizon アダプタの再起動が機能しないことがある
- [環境] -> [インベントリ アダプタ インスタンスの選択] -> [Horizon アダプタ] の順に移動します。
- 構成済みの Horizon アダプタの [収集の停止] と [収集の開始] をクリックします。これによりアダプタが再起動され、アダプタのステータスが「OK」になります。
権限を持っていないという通知がオブジェクト ブラウザに断続的に表示される
VMTools のバージョンが古いデスクトップでアクションが失敗する
VMTools のバージョンが 11.0.1 より前のデスクトップでアクションが失敗します。
VMware Aria Operations では、監視用の仮想マシンに VMTools バージョン 11.0.1 以降がインストールされている必要があります。
以前のバージョンは動作しているように見えますが、正常な動作および生成されるデータの信頼性については保証されません。上記以外のバージョンはサポート対象外であるため、インストールは推奨されません。
ログオフしたセッションではアクションを実行できない
ログオフした VDI デスクトップ セッションでは、アクションの実行に失敗します。VMware Aria Operations では、セッション オブジェクトに対する 1 回の収集サイクルに遅延が発生します。
同じセッション オブジェクトで複数のアクションを同時実行するとエラーが発生する
- com.sun.xml.ws.fault.ServerSOAPFaultException: Client received SOAP Fault from server: A general system error occurred: vix error codes = (1, 0).
- com.vmware.vim25.InvalidStateFaultMsg: The operation is not allowed in the current state.
- LoginTimeAnalysis の実行中に例外が発生しました
- Adapter:onAction() が null の ActionResult を返しました。アクションのディスパッチ モードが不明です。タスク ステータスが不明の状態になる可能性があります。
VDI プールまたは RDS ファームのデスクトップ数を減らすことができない
VDI プールまたは RDS ファームのデスクトップ数を拡張できますが、デスクトップ数を減らすことはできません。このアクションを実行すると、エラーが発生します。
複数のクライアント セッションでアクションを実行できるが、すべてのセッションの出力がいずれか 1 台の仮想マシンに表示される
複数のクライアント セッションでアクションを実行すると、それらのセッションのすべての出力がいずれか 1 台の仮想マシンの [アクションの結果を表示する仮想マシンを選択] ウィジェットに表示されます。すべての出力を含む仮想マシンを取得するには、このウィジェット内のすべての仮想マシンを個別にチェックします。
構成済みの Horizon Server をアップグレードすると、Horizon Adapter の収集が停止することがある
- Horizon Server 7.13 の Horizon Server 8.x のいずれかへのアップグレード
- Horizon Server 8.x の Horizon Server 8.3 以降へのアップグレード
- Horizon Server 8.3 の Horizon Server 8.7 以降へのアップグレード
[回避策]
収集を続行するには、Horizon Adapter を再起動します。
[Horizon の日常的な運用] ダッシュボードの [VDI プールのキャパシティ] ウィジェットに、残りセッションを参照している誤ったデータが表示される
[回避策]
このウィジェットを編集して、キャパシティ/RDS ファームの分布ではなく、VDI プール/キャパシティのリストを選択できます。
Horizon Connection Server レベルのセッション数に誤った値が表示される
Horizon に起因する問題です。
ログイン期間が負の値で表示される
この問題は Horizon に起因します。
ヘルプデスク API がセッションのプロトコル メトリックの取得に失敗する
この問題は Horizon に起因します。
イベント DB、Horizon デスクトップ、Connection Server の間に時刻同期の問題があると、ログイン メトリックが表示されない。
- Connection Server で、[監視] > [セッション] の順に移動します。
- ログオフするユーザーを特定します。
- [イベント] タブに移動し、テーブルの右隅にある [更新日時] タイムスタンプを書き留めます。
- 同じユーザー セッションからログオフし、[エージェント モジュールとメッセージ] に
User xxx has disconnected from machine yyy
が含まれるテーブルの [時刻] 列からタイムスタンプを書き留めます。タイムスタンプが一致しない場合は、イベント DB、Horizon デスクトップ、Connection Server の間で時刻同期の問題が発生しています
[回避策]:ログイン メトリックが表示されない問題を解決するために、時刻同期の問題を修正します。
RDS パフォーマンス ダッシュボードにデータが表示されない
- [プロファイルのパフォーマンス] ウィジェットの [ウィジェットの編集] をクリックします。
- [構成] で、[ボックスの列] の値として 4(2 から)を選択します。
- [出力データ] で、既存の 2 つのメトリックを選択し、[選択されたメトリックの削除] をクリックします。
- [新しいメトリックの追加] をクリックし、Horizon RDS デスクトップ セッションを検索して選択します。
- メトリック
Session|Time taken to load Profile
とSession|Time taken to Logon
を選択し、[OK] をクリックします。 - [Horizon RDS アプリケーション セッション] について、4 と 5 の手順を繰り返します。
- [保存] をクリックします。
パフォーマンス KPI メトリックがポピュレートされない
- 基盤となる vCenter Server インフラストラクチャが AVS または GCVE でホストされている
- ESXi バージョンが 6.7u1 未満
- VMware Tools のバージョンが 10.3.5 未満
- メトリックが vCenter Server アダプタのデフォルト ポリシーで有効になっていない
ESXi 6.7u1 以降で VM Tools 10.3.0 を使用します。
vCenter Server が 2 つの異なる Horizon ポッドにマッピングされている場合、トラバーサルの仕様でオブジェクトと関係の重複が発生する
- アダプタが構成をサポートしない
- 計算されたメトリックが、共有関係が原因で誤って計算される
- 関連オブジェクトが両方のポッドで重複する
- トラバーサルの仕様が両方のポッドの子オブジェクトを複製する
一部のセッションの開始時刻が null の場合、セッション/ユーザーの数が誤って表示される
この問題は Horizon に起因します。