Horizon の容量ダッシュボードには、RDS ファームと VDI プールの長期的な容量分析が表示されます。

この表示は、RDS ファームの場合、過去 1 か月の 99 パーセンタイルに基づきます。VMware Aria Operations は、残りのセッションを 5 分ごとに計算します。各 RDS ホストについて、セッションの占有量の正確な値を取得するために Windows からのオーバーヘッドを除外します。この 5 分ごとのデータを 1 か月間にわたり連続して取得し、99 パーセンタイル値を算出します。このアルゴリズムは、5 分ごとにセッション サイズを正確に把握しつつ、ピークを考慮しています。

設計上の考慮事項

このダッシュボードは、すべての RDS ファームと VDI プールの全体的な容量を示すように設計されており、特定のファームやプールにドリルダウンすることもできます。

ダッシュボードの使用方法

目的の環境に関連するヒート マップを確認します。

  • しきい値が要件を満たしていない場合は、ヒート マップを編集して設定を調整します。

  • いずれかのファームまたはプールを選択すると、対応するプロパティが表示されます。

RDS ファームを使用する場合は、RDS ファームの表を確認します。

  • 各表には、ファームに関する重要なキャパシティ情報が示されます。

  • RDS ホストの列には、現在(表示:最新値)の状況が表示されます。平均は表示されないため、過去にホスト数を変更した場合でも、最新の状況のみが表示されます。

  • 行を選択すると、選択したファームの対応するプロパティが表示されます。ファームの使用率も自動的にプロットされます。

VDI プールを使用している場合は、VDI プールの表を確認します。

  • 各表には、プールに関するキャパシティ情報が示されます。

  • [デスクトップ] 列には、現在(表示:最新値)の使用可能なデスクトップが表示されます。平均は表示されないため、過去に使用可能だったデスクトップの数が現在と異なっていても、その情報は反映されません。最新の状況のみが表示されます。

  • 行を選択すると、選択したプールの対応するプロパティが表示されます。プールの使用率も自動的にプロットされます。

注意点

このダッシュボードには、RDS と VDI の両方が表示されます。どちらかのみを使用している場合は、不要なウィジェットを折りたたみ、必要なウィジェットを展開します。