特定のコンテンツにユーザーがアクセスできるようにデータ セットを定義できます。
前提条件
スーパー管理者ユーザー、または編集アクセス レベルのアクセス制御権限を持つロールに関連付けられているユーザーとして VMware Aria Operations for Logs の Web ユーザー インターフェイスにログインしていることを確認します。Web ユーザー インターフェイスの URL 形式は https://operations-for-logs-host です。operations-for-logs-host は VMware Aria Operations for Logs 仮想アプライアンスの IP アドレスまたはホスト名です。
手順
- メイン メニューを展開し、[管理] > [アクセス制御] の順に移動します。
- [データ セット] をクリックします。
- [新規データ セット] をクリックします。
- データ セットの名前と説明を入力します。
- [フィルタの追加] をクリックします。
ヒント:
[このデータ セットは他のデータ セットを制限します] チェックボックスは、データ セットを他のデータ セットと組み合わせたときの動作を決定します。たとえば、次の 2 つのデータ セットがあるとします。
データ セット 1：
hostname contains "host"
appname contains "app"
データ セット 2：
severity contains "error"
これらのデータ セットの両方をロールに追加した場合、結合されたデータ セットは次のようになります。
(hostname contains "host" AND appname contains "app") OR (severity contains "error")
ただし、データ セット 2 の
[このデータ セットは他のデータ セットを制限します] チェック ボックスをオンにした場合、結合されたデータ セットは次のようになります。
(hostname contains "host" AND appname contains "app") AND (severity contains "error")
- 最初のドロップダウン メニューを使用して、VMware Aria Operations for Logs 内で定義されたフィールドを選択しフィルタを実行します。
たとえば、
[hostname] を選択します。
このリストには静的フィールドのみが含まれ、抽出されたフィールド、ユーザー共有フィールド、および event_type フィルタによって作成されたフィールドは除外されます。
注： 数値フィールドには文字列フィールドには含まれないその他の演算子（
[=]、
[>]、
[<]、
[>=]、
[<=]）が含まれます。これらの演算子は数値比較を実行します。これらの演算子を使用すると、文字列演算子を使用した場合とは異なる結果が得られます。たとえば、フィルタ
[response_time]
[=]
02 は、値が 2 の
[response_time] フィールドを持つイベントに一致します。フィルタ
[response_time]
[contains]
02 は、上記と同じ一致にはなりません。
- 2 番目のドロップダウン メニューを使用して、最初のドロップダウン メニューで選択したフィールドに適用する演算を選択します。
たとえば、
[contains] を選択します。
[contains] フィルタは、フル トークンに一致します。「
err」という文字列を検索しても「
error」を一致として検出しません。
- フィルタ ドロップダウン メニューの右にあるフィルタ ボックスに、フィルタとして使用する値を入力します。
複数の値を使用できます。これらの値の演算子は OR です。フィルタの 1 つで
[_index] フィールドを使用している場合、演算子は AND になります。
注： 2 番目のドロップダウン メニューで
[exists] 演算子を選択した場合、ボックスは使用できません。
- （オプション） さらにフィルタを追加する場合は、[フィルタの追加] をクリックします。
- （オプション） フィルタが期待した通りに動作していることを検証するには、[[ログの確認] ページで実行] をクリックして、フィルタに一致するデータを含む [ログの確認] ウィンドウを開きます。
- [保存] をクリックします。
次のタスク
データ セットをユーザー ロールに関連付けます。ロールの作成および変更を参照してください。
