VMware Aria Operations for Networks では、フローに基づいてアプリケーションを検出できます。

フロー ベースのアプリケーション検出では、機械学習アルゴリズムを使用して、環境内のトラフィック パターンとネットワーク フローを分析することにより、アプリケーションとアプリケーション境界を自動検出します。フローに基づいてアプリケーションを検出する方法については、フローに基づくアプリケーション検出を参照してください。

手順

  1. 左側のナビゲーション パネルで、[アプリケーション] > [検出] の順に移動します。
  2. [フロー] タブを選択します。

    フローに基づいて、使用可能なすべてのアプリケーションが表示されます。また、仮想マシン間のネットワーク フロー通信に基づいて、仮想マシン間のアプリケーション境界と階層境界も表示されます。

  3. 範囲と命名設定を変更するには、[検出の編集] をクリックし、アプリケーション検出の期間と範囲を選択します。
    範囲の変更の詳細については、「 アプリケーション スコープの変更」を参照してください。
  4. 既存のアプリケーション定義を含む CSV ファイルをアップロードするには、[検出オプション] をクリックします。
    1. [参照] をクリックして CSV ファイルをアップロードします。
      CSV ファイルには、仮想マシンとアプリケーション名および階層名のマッピングが必要です。これは、アプリケーションと階層の命名に同じファイルが使用されるためです。
      注: また、CSV ファイルの VM Name 列に正規表現を指定することもできます。たとえば、アプリケーションで MySQL- で始まるすべての仮想マシン名を特定するには、仮想マシン名として MySQL-.* を指定します。
    2. [次へ] をクリックします。
      VMware Aria Operations for Networks では、アップロードされた CSV ファイルを検証し、欠落している情報をエラーとして表示します。その後に、欠落している情報とそれぞれに対応する行番号を記載したテーブルが表示されます。欠落している情報のテーブルを CSV ファイルとしてエクスポートすることもできます。
  5. 命名設定と、アプリケーションと階層に名前を付ける順序を選択します。詳細については、アプリケーションと階層の命名設定を参照してください。
    注: VMware Aria Operations for Networks では、命名設定を使用して、アプリケーションと階層に論理的で意味のある名前を作成することが推奨されます。
  6. [送信] をクリックします。
  7. [アプリケーションの検出] 画面でフローの自動検出を一時停止または停止するには、[検出の編集] の横にある [その他のオプション] アイコンをクリックし、[検出の一時停止] または [検出の停止] を選択します。
    注:

    [検出の停止] をクリックすると、検出されたアプリケーションがすべて失われます。

  8. [粒度] をクリックして、検出されたアプリケーションを、階層と仮想マシンの数に基づいてさまざまなレベルでグループ分けします。次のいずれかの [粒度] レべルを選択できます。
    • [粗い]:アプリケーション グループには、より多くの階層と仮想マシンが含まれます。

    • [中]:アプリケーション グループに含まれる階層と仮想マシンの数が少なくなります。

    • [細かい]:アプリケーション グループに含まれる階層と仮想マシンの数がさらに少なくなります。

    検出されたアプリケーションが表形式ビューで表示されている場合は、アプリケーションのグループ分けの精度レベルを示す [信頼性] 列が表示されます。高い信頼性レベルは、グループ分けの精度が高く、ユーザーの介入が少ないことを示しています。

次のタスク

フローを使用して検出されたアプリケーションを確認します。詳細については、検出されたアプリケーションの表示を参照してください。