VMware Aria Operations for Networks では、IP アドレス、IP アドレス範囲、およびサブネットをプライベート IP アドレス(East-West IP アドレス)またはパブリック IP アドレス(North-South IP アドレス)のいずれかとしてオーバーライドできます。

East-West IP アドレスと North-South IP アドレス

RFC1918 標準の範囲内の IP アドレスと、VMware Aria Operations for Networks 内の仮想マシンの IP アドレスが East-West IP アドレス(プライベート IP アドレス)と見なされます。

RFC1918 の範囲外の IP アドレスが North-South IP アドレス(パブリック IP アドレス)と見なされます。

VMware Aria Operations for Networks では、IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方がサポートされます。

East-West IP アドレスと North-South IP アドレスの構成

  1. [設定] > [IP プロパティおよびサブネット] > [カスタム IP アドレス] の順に移動して、[カスタマイズ] をクリックします。
  2. [East-West 通信用の IP アドレス] テキスト ボックスに、オーバーライドするカスタム IP アドレスをプライベート IP アドレスとして入力します。カスタム IP アドレスには、IP アドレス、IP アドレス範囲、またはサブネットを指定できます。
  3. [North-South 通信用の IP アドレス] テキスト ボックスに、オーバーライドするカスタム IP アドレスをパブリック IP アドレスとして入力します。
  4. [保存] をクリックします。

IP アドレスを追加する場合は、次のアクションを実行できます。

  • 単一の IP アドレスを追加するには、IP アドレスを指定して Enter キーを押します。
  • 複数の IP アドレスを追加するには、カンマを使用します。
  • IP アドレス範囲またはサブネットを追加するには、IP エントリを指定して Enter キーを押します。
  • IP アドレス範囲またはサブネットを追加していくつかの IP アドレスを除外するには、[例外の追加] をクリックし、例外 IP アドレスを入力して、[完了] をクリックします。
    注: IP アドレス、IP アドレス範囲、およびサブネットを例外として追加できます。[East-West 通信用の IP アドレス] テキスト ボックスに例外として追加した IP アドレスは North-South IP アドレスと見なされます。その逆も同様です。