VMware Aria Operations for Networks では、F5 BIG-IP のルーターおよびロード バランサの機能がサポートされます。仮想マシン間パス、高可用性、VRF、ルート、ルーター インターフェイス、スイッチ ポート、ポート チャネル、スイッチ ポート メトリック、VRF ダッシュボード、スイッチ ダッシュボード、ルーター ダッシュボード、信頼性と検証(パス検索でのロード バランシングと送信元ネットワーク アドレス変換、およびインテント)などの機能がサポートされます。F5 BIG-IP エンティティを検索する場合は、クエリ文字列 F5 BIG-IP Data Source を使用します。VMware Aria Operations for Networks は、仮想マシン間パスの LLDP ネイバーまたは隣接デバイスをサポートしません。

前提条件

  • 次の情報を検証する必要があります。

    • データ ソースとそのバージョンが VMware Aria Operations for Networks でサポートされています。詳細については、『サポート対象の製品とバージョン』を参照してください。
    • データ ソースが VMware Aria Operations for Networks でサポートされている VMware Ports and Protocols に従っています。詳細については、VMware Ports and Protocolsを参照してください。
  • 次の権限が必要です。
    • ゲスト ロール、またはすべてのパーティションに対するアクセス権を持つ読み取り専用権限。
    • F5 BIG-IP REST API へのアクセス権。
    注:
    • VMware Aria Operations for Networks には、root ユーザー権限は必要ありません。
注: VMware Aria Operations for Networks は LTM (Local Traffic Module) のみをサポートします。他のモジュールを有効にすると、 VMware Aria Operations for Networks がデバイスからデータを収集できなくなる可能性があります。

手順

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[設定] > [アカウントとデータ ソース] の順に移動します。
  2. [ソースの追加] をクリックします。
  3. [ロード バランサ][F5 BIG-IP] をクリックします。
  4. [新しい F5 BIG-IP アカウントまたはソースの追加] 画面で、必要な情報を指定します。
    オプション アクション
    コレクタ仮想マシン ドロップダウン メニューからコレクタ仮想マシンを選択します。
    IP アドレス/FQDN IP アドレスまたは FQDN の詳細を入力します。
    ユーザー名 ユーザー名を入力します。
    パスワード パスワードを入力します。
  5. [検証] をクリックします。
  6. (オプション) より高度なデータ収集を有効にするには、[SNMP を使用 (高度なデータ収集に推奨)] チェック ボックスをクリックして次の操作を実行します。
    1. [SNMP バージョン] ドロップダウン メニューから SNMP のバージョンを選択します。選択した SNMP のバージョンに応じて、次の操作を実行します。
      オプション アクション
      2c [コミュニティ ストリング] テキスト ボックスに、コミュニティ文字列を入力します。
      3
      1. [ユーザー名]、コンテキスト名を入力します。
      2. [認証タイプ] ドロップダウン メニューから認証タイプを選択し、[認証パスワード]を入力します。
      3. [プライバシー タイプ] ドロップダウン メニューからプライバシー タイプを選択し、[プライバシー パスワード] を入力します。
    注: F5 BIG-IP ユーザー インターフェイス コンソールで SNMP を設定してあることを確認します。
    1. F5 にログインします。
    2. [システム] > [SNMP] の順に移動します。
    3. [SNMP] > [エージェント] > [アクセス (v1、v2c)] の順に移動します。
    4. コミュニティの文字列を入力します。
    5. 送信元 IP アドレスを入力します。
    6. 読み取り専用 アクセスを選択します。
    7. [終了] をクリックします。
  7. (オプション) [ニックネーム] テキスト ボックスにニックネームを入力します。
  8. (オプション) [メモ] テキスト ボックスには、必要に応じてメモを追加できます。
  9. [送信] をクリックします。

次のタスク

フロー レコードを F5 から VMware Aria Operations for Networks に送信します。
注: sFlow データを VMware Aria Operations for Networks に送信するには、 https://support.f5.com/csp/article/K15193に記載されている推奨事項に従う必要があります。
VMware Aria Operations for Networks では、F5 BIG-IP の次の機能がサポートされます。
  • ネイバー検出 (LLDP)
  • VLAN
  • STP(スパニング ツリー プロトコル)。この機能は、ネットワークの管理と検証でのみサポートされます。
  • レイヤー 3 のルーティング (IPv4)
  • ルート ドメイン
  • 仮想サーバ
  • ロード バランシング プール
  • NAT(ネットワーク アドレス変換)。この機能は、ネットワークの管理と検証でのみサポートされます。
  • パーティション