VMware Aria Operations for Networks で、ルーター、スイッチ、ロード バランサ、ファイアウォールなどのネットワーク デバイスを一括アップロードして、これらのアップロードされたデバイスをデータ ソースとして追加できます。

複数のネットワーク デバイスを一度に追加するには、ネットワーク デバイスに関連する必要な情報を CSV ファイルに追加し、ファイルを VMware Aria Operations for Networks でアップロードする必要があります。

サンプル .csv ファイルを VMware Aria Operations for Networks からダウンロードし、.csv ファイルに記載されている詳細を追加します。サンプル .csv ファイルには、ネットワーク デバイスの一括アップロードに必要なすべてのフィールドと、各フィールドの例が含まれています。サンプル .csv ファイルのダウンロード方法については、「手順 3」を参照してください。

.CSV ファイルでは、次のフィールドに情報が含まれている必要があります。

表 1. CSV フィールド
フィールド名 説明 重要度
[datasource_type] データ ソースのタイプまたはカテゴリ。
注: 使用できる値については、サンプル .csv を参照してください。
必須
[ip] データ ソースの IP アドレス。

IP アドレスまたは FQDN のいずれかが必要です。

必須
[fqdn] データ ソースの FQDN。

IP アドレスまたは FQDN のいずれかが必要です。

必須
[usersname] デバイスのユーザー名。 必須
[password] デバイスのパスワード。 必須
[nickname] デバイスに付けるニックネーム。 必須
[notes] 注として追加する追加情報。 オプション
[snmp_version] 使用する SNMP バージョン。

有効な入力値は v2c、v3 です。

オプション
[snmp_community_string] SNMP v2 コミュニティ文字列。

SNMP バージョンを v2c として使用する場合、[snmp_community_string] は必須フィールドになります。

オプション
[snmp_username] SNMP ユーザー名。

SNMP バージョンを v3 として使用する場合、[snmp_username] は必須フィールドになります。

オプション
[snmp_context_name] SNMP のコンテキスト名。 オプション
[snmp_auth_type] SNMP 認証タイプ。

SNMP 認証タイプが使用できない場合、このフィールドは空白にできます。

有効なエントリは MD5、SHA です。

オプション
[snmp_auth_password] SNMP 認証パスワード。

SNMP バージョンを v3 として使用し、認証タイプが MD5 または SHA の場合、[snmp_auth_password] は必須フィールドです。

オプション
[snmp_privacy_type] SNMP プライバシー タイプ。

SNMP プライバシー タイプが使用できない場合、このフィールドは空白にできます。

有効なエントリは、DES、3DES、AES128、AES192、または AES256 です。

オプション
[snmp_privacy_password] SNMP プライバシー パスワード。SNMP バージョンが v3 で、プライバシー タイプが存在する場合にのみ必須になります。 オプション
[polling_interval_in_mins] ポーリング間隔の詳細(分)。 必須
[collector_ip] デバイスに使用するコレクタの IP アドレス。 必須

ネットワーク デバイスを一括で追加するには、次の手順を実行します。

手順

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[設定] > [アカウントとデータ ソース] の順に移動します。
  2. [デバイスの追加] タブの右上隅にあるドロップダウン メニューから、[デバイスの一括追加] を選択します。
  3. [物理デバイスをファイルから一括追加] 画面で、[サンプル ファイルのダウンロード] をクリックします。
    注: .CSV ファイルのすべての必須フィールドを更新する必要があります。「 必須フィールド」を参照してください。
  4. [参照] をクリックし、データ ソースとして追加するネットワーク デバイスに関連するすべての詳細を含んだ .CSV ファイルをアップロードします。
  5. [アップロードして追加] ボタンをクリックします。
    .CSV ファイルに問題がある場合は、関連するすべてのエラーが表形式で一覧表示されます。エラーを .CSV ファイルとしてエクスポートすることもできます。

    すべての問題を修正し、.CSV ファイルを再度アップロードしてデバイスをデータ ソースとして追加します。