VMware Aria Operations for Networks では、Cisco ASR 9901/9910 ルーターをデータ ソースとして追加できます。

前提条件

次の情報を検証する必要があります。

  • データ ソースとそのバージョンが VMware Aria Operations for Networks でサポートされています。詳細については、『サポート対象の製品とバージョン』を参照してください。
  • データ ソースが VMware Aria Operations for Networks でサポートされている VMware Ports and Protocols に従っています。詳細については、VMware Ports and Protocolsを参照してください。

次の権限が必要です。

  • 読み取り専用ユーザーVMware Aria Operations for Networks が SSH データにアクセスするために、読み取り専用のサードパーティ製デバイスの認証情報(パスワード)が必要です。このユーザーには、ネットワーク オペレータのロールが必要です。これらのパスワードは VMware Aria Operations for Networks ユーザー インターフェイスでサードパーティ製のデータ プロバイダを構成するときに追加されます。
  • 読み取り専用 SNMP ユーザーVMware Aria Operations for Networks は SNMP を使用して、サードパーティ製デバイス(スイッチ、ルーター、ファイアウォールなど)からメトリック情報を収集します。サードパーティ製デバイスは、SNMP が有効で、VMware Aria Operations for Networks からアクセスできる必要があります。

手順

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[設定] > [アカウントとデータ ソース] の順に移動します。
  2. [ソースの追加] をクリックします。
  3. [ルーターとスイッチ][Cisco ASR 9901/9910] をクリックします。
  4. [新しい Cisco ASR 9901/9910 アカウントまたはソースの追加] 画面で、次の情報を指定します。
    オプション アクション
    コレクタ仮想マシン ドロップダウン メニューからコレクタ仮想マシンを選択します。
    IP アドレス/FQDN IP アドレスまたは FQDN の詳細を入力します。
    ユーザー名 ユーザー名を入力します。
    パスワード パスワードを入力します。
    注: サポートされている正しいバージョンを使用していることを確認します。サポート対象の製品とバージョンについては、 サポート対象の製品とバージョンを参照してください。
  5. [検証] をクリックします。
  6. (オプション) より高度なデータ収集を有効にするには、[SNMP の使用(高度なデータ収集に推奨)] チェック ボックスをクリックして次の操作を実行します。
    1. [SNMP バージョン] ドロップダウン メニューから SNMP のバージョンを選択します。選択した SNMP のバージョンに応じて、次の操作を実行します。
      オプション アクション
      2c [コミュニティ ストリング] テキスト ボックスに、コミュニティ文字列を入力します。
      3
      1. [ユーザー名]、コンテキスト名を入力します。
      2. [認証タイプ] ドロップダウン メニューから認証タイプを選択し、[認証パスワード]を入力します。
      3. [プライバシー タイプ] ドロップダウン メニューからプライバシー タイプを選択し、[プライバシー パスワード] を入力します。
  7. 構成データ収集のポーリング間隔を定義します。ポーリング間隔を 10 分から 7 日に設定できます。
    • [事前設定] - 事前定義された時間セットから間隔を選択します。
    • [カスタム間隔] - 値を設定し、 [分][時間]、および [日] を選択します。
    • [固定スケジュール] - 日数を選択して時刻を設定し、間隔をスケジュール設定します。
  8. (オプション) [ニックネーム] テキスト ボックスにニックネームを入力します。
  9. (オプション) [メモ] テキスト ボックスには、必要に応じてメモを追加できます。
  10. [送信] をクリックします。

次のタスク

VMware Aria Operations for Networks では、Cisco ASR 9901/9910 ルーターの次の機能がサポートされます。
  • ネイバー検出(CDP および LLDP)
  • レイヤー 3 のルーティング (IPv4)
  • VRF(仮想ルーティングおよび転送)
  • アクセス コントロール リスト(ネットワークの管理と検証)
  • MPLS - BGP VPNv4