VMware Aria Operations for Networks では、VMware vCenter および NSX-T データ ソースから IPv6 フローを収集して処理します。

IPv6 は、IPv4 の後継として Internet Engineering Task Force (IETF) によって設計されたプロトコルで、次のメリットがあります。

  • アドレスの長さの増加。アドレス スペースの拡大により、アドレス枯渇問題を解決できるので、ネットワーク アドレス変換の必要がなくなります。IPv6 は、IPv4 で使用している 32 ビットのアドレスではなく、128 ビットのアドレスを使用しています。
  • ノードのアドレス自動構成の向上。

手順

  1. [設定] 画面で、[システム構成] をクリックします。
    注: [システム構成] タブは、 admin user のみに表示されます。
  2. [IPv6 フロー処理] トグルを true に切り替えます。
    注:

    IPv6 アドレスは多くのメモリとディスク容量を占有しますが、IPv6 フロー処理を有効にすることで、プラットフォームとコレクタの容量を最大 20% 削減できます。

結果

この機能を有効にすると、VMware Aria Operations for Networks では IPv6 フローの収集と処理を開始するまでに数分かかります。

IPv6 フローのリストを表示するには、左側のナビゲーション バーで [エンティティ] > [フロー] の順に移動し、フローを [フロー タイプ] でフィルタリングします。