VMware Aria Operations for Networks で NSX-V (NSX Data Center for vSphere) をデータ ソースとして追加できます。

重要: VMware Aria Operations for Networks でのデータ ソースとしての NSX Data Center for vSphere の追加のサポートは、今後のリリースで廃止される予定です。
注: 既存の NSX Data Center for vSphere データ ソースを NSX に移行した場合、そのデータ ソースに関する情報を取得するには、次の手順を実行する必要があります。
  1. 既存の NSX Data Center for vSphere データ ソースを VMware Aria Operations for Networks から削除します。
  2. NSX をデータ ソースとして追加します。VMware Aria Operations for NetworksNSX を追加する方法の詳細については、VMware NSX-T Manager の追加を参照してください。

前提条件

  • VMware vCenter Server をデータ ソースとして追加する必要があります。
  • Central CLI が有効になっている場合、システム管理者の認証情報を把握している必要があります。
  • 次の権限が必要です。
    NSX バージョン ユーザー
    NSX 6.4 以降のリリース
    • スーパー ユーザー、エンタープライズ管理者、監査者、NSX セキュリティ管理者のいずれかである必要があります。
      注: NSX ネットワーク管理者は、NSX Manager をデータ ソースとして追加できません。
    NSX 6.2 から NSX 6.4 までのリリース
    • NSX Manager をデータ ソースとして追加するときに指定する必要があるユーザー認証情報は、エンタープライズ管理者またはスーパー ユーザーの情報であることが必要です。
    • エッジ データのポピュレートを有効にするには、管理者であることが必要です。
  • VMware Aria Operations for Networks で必要な NSX Central CLI コマンドを実行するには、次のいずれかのユーザーである必要があります。
    • 監査者
    • スーパー ユーザー
    • NSX セキュリティ管理者
  • 遅延メトリックの収集を有効にするには、スーパー ユーザーまたはエンタープライズ管理者である必要があります。

手順

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[設定] > [アカウントとデータ ソース] の順に移動します。
  2. [ソースの追加] をクリックします。
  3. [VMware Manager] で、[VMware NSX Manager] をクリックします。
  4. [新しい VMware NSX Manager アカウントまたはソースの追加] 画面で、次の詳細を指定します。
    オプション アクション
    コレクタ仮想マシン ドロップダウン メニューからコレクタ仮想マシンを選択します。
    プライマリ VMware vCenter Server VMware Aria Operations for Networks に追加する VMware vCenter Server を選択します。
    注: VMware vCenter Server とそれに関連する NSX Manager のデータ ソースは、必ず同じコレクタに追加する必要があります。同じプロキシ サーバに接続すると、拒否されたフローが表示されず(NSX IPFIX が有効になっている場合)、適用されたファイアウォール ルールが一部のフローで使用できなくなる可能性があります。
    IP アドレス/FQDN IP アドレスまたは FQDN の詳細を入力します。
    ユーザー名 ユーザー名を入力します。
    パスワード パスワードを入力します。
  5. [検証] をクリックします。
  6. (オプション) NSX Controller データを収集する場合は、[NSX Controller データ収集の有効化] チェック ボックスを選択します。
    このオプションを選択すると、 VMware Aria Operations for Networks では、論理ルーター インターフェイス、ルート、論理スイッチ MAC テーブル、VTEP レコード、コントローラ クラスタのステータス、ロールなどのコントローラ データが収集されます。データ収集は、NSX Central CLI またはコントローラ SSH セッションによって実行されます。
  7. (オプション) NSX Edge データを収集する場合は、[NSX Edge データ収集の有効化] チェック ボックスを選択します。
    Edge データ収集は NSX Central CLI によって実行されます。そのため、NSX Manager にエッジ データ プロバイダは作成されません。Edge のポピュレートが有効な場合、NSX ユーザーの権限が検証されます。

    NSX 6.3 のエンタープライズ管理者権限を持つユーザーが、最新リリースの VMware Aria Operations for Networks を使用している場合、[VMware NSX Manager][アカウントとデータ ソース] ページには Insufficient Privileges エラーが表示されます。NSX 6.3 で NSX Central CLI コマンドを実行するにはスーパー ユーザーであることが必要なため、このエラーが表示されます。

  8. (オプション) IPFIX フローを収集する場合は、[IPFIX の有効化] チェックボックスを選択します。
    このオプションを選択すると、 VMware Aria Operations for Networks は NSX-V から DFW IPFIX フローを受信します。
    注: VMware vCenter Server と VMware NSX Manager で IPFIX を有効にすると、 VMware Aria Operations for Networks は、関連付けられた VMware vCenter Server で一部の DVPG で IPFIX を無効にして、フローの冗長性を自動的に検出して削除します。
    IPFIX の有効化の詳細については、 VMware NSX-V IPFIX の有効化を参照してください。
  9. (オプション) 遅延メトリック データを収集する場合は、[遅延メトリックの収集を有効にする] チェック ボックスを選択します。
    このオプションを選択すると、 VMware Aria Operations for Networks は NSX ホストから遅延メトリックを受信します。このオプションは、NSX-V 6.4.7 以降でのみ使用可能です。ESXi ホストから遅延データを受信するために、コレクタのポート 1991 が開いていることを確認します。
  10. (オプション) [ニックネーム] テキスト ボックスにニックネームを入力します。
  11. (オプション) [メモ] テキスト ボックスには、必要に応じてメモを追加できます。
  12. [送信] をクリックします。