VMware Aria Operations for Networks では、VMware vCenter Server を データ ソースとして追加できます。

複数の VMware vCenter Server を VMware Aria Operations for Networks に追加して、データの監視を開始できます。

注: VMware Aria Operations for Networks データを VMware vCenter Server に取り込むには、 VMware Aria Operations for Networks 用の vCenter プラグインを使用します。プラグインをインストールして使用する方法については、 vCenter Plugin for VMware Aria Operations for Networksを参照してください。

前提条件

  • VMware vCenter Server の事前定義済みロールには、ルート レベルで Global.Settings 権限が割り当てられている必要があります。また、この権限を子ロールに伝達する必要があります。
    注: VMware vCenter Server でロールを追加する場合、デフォルトではシステム定義の 3 つの権限( System.AnonymousSystem.ReadSystem.View)を持つロールが作成されます。これらの権限は vSphere Client には表示されませんが、一部の管理対象オブジェクトの特定のプロパティを読み取るために使用されます。詳細については、『 vSphere Web Services API』ドキュメントを参照してください。
  • IPFIX を設定して使用するには、次の VMware vCenter Server 権限が必要です。
    • Distributed Switch:変更およびポート設定操作
    • dvPort グループ:変更およびポリシー操作
      注: IPFIX は、VMware ESXi の次のバージョンでサポートされています。
      • 5.5 Update 2(ビルド 2068190)以降
      • 6.0 Update 1b(ビルド 3380124)以降
      • VMware VDS 5.5 以降
  • 仮想マシン間のパスを特定するには、データセンター内のすべての仮想マシンに VMware Tools をインストールする必要があります。
VMware vCenter Server でのロールの詳細については、『 vSphere セキュリティ ガイド』を参照してください。

手順

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[設定] > [アカウントとデータ ソース] の順に移動します。
  2. [ソースの追加] をクリックします。
  3. [VMware のマネージャ] で、[VMware vCenter Server] を選択します。
  4. 次の詳細を入力します。
    オプション アクション
    コレクタ仮想マシン ドロップダウン メニューからコレクタ仮想マシンを選択します。
    注: コレクタごとに最大 10 台の VMware vCenter Server を追加できます。
    IP アドレス/FQDN VMware vCenter Server の IP アドレス(IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレス)または完全修飾ドメイン名を入力します。
    注: IP アドレスまたは FQDN のいずれかを使用してデータ ソースを追加する必要があります。IP アドレスと FQDN の両方を使用してデータ ソースを追加しないでください。
    ユーザー名 次の権限を持つユーザー名を入力します。
    • [Distributed Switch]:変更
    • [dvPort グループ]:変更
    パスワード VMware vCenter Server システムにアクセスするための VMware Aria Operations for Networks ソフトウェアのパスワードを入力します。
  5. [検証] をクリックします。

    検出された仮想マシンの数が、プラットフォームまたはコレクタ ノードのキャパシティを超えている場合、検証に失敗します。プラットフォームのブリック サイズを増やすか、クラスタを作成するまでは、データ ソースを追加することはできません。

    フローがある場合とない場合の各ブリック サイズの指定されたキャパシティは、次のようになります。
    ブリック サイズ 仮想マシン フローの状態
    6 k 有効
    10 k 非アクティブ
    3 k 有効
    6 k 非アクティブ
  6. IPFIX を有効にするには、[この vCenter Server での Netflow (IPFIX)] を選択します。
    IPFIX の詳細については、「 Distributed Switch および DVPG での IPFIX 構成の有効化」トピックを参照してください。
    注:
    • NSX-T Edge が接続されている DVPG では IPFIX を有効にできません。
    • VMware vCenter Server と VMware NSX Manager の両方で IPFIX を有効にすると、VMware Aria Operations for Networks は、関連付けられた VMware vCenter Server で一部の DVPG で IPFIX を無効にして、フローの冗長性を自動的に検出して削除します。
  7. 高度なデータ収集ソースを VMware vCenter Server システムに追加します。
  8. (オプション) [ニックネーム] テキスト ボックスにニックネームを入力します。
  9. (オプション) [タグ (オプション)] のキーと値のペア テキスト ボックスに、キーと値を入力します。
    キーと値のペアには任意のテキストを指定できます。たとえば、 Layer Access をキーと値のペアとして使用すると、 layerkey で、Access は値です。
    1. 関連付けられているすべてのエンティティにタグを適用するには、[上記のタグ操作を関連付けられたすべてのエンティティに適用します] チェック ボックスをクリックします。このオプションを選択すると、関連付けられたすべてのエンティティにタグが適用されます。関連付けられているエンティティの詳細については、「ローカル タグの操作」を参照してください。
      [上記のタグ操作を関連付けられたすべてのエンティティに適用します] チェック ボックスがオフの場合、割り当てられたタグが関連付けられているすべてのエンティティから削除されます。
  10. (オプション) [メモ] テキスト ボックスには、必要に応じてメモを追加できます。
  11. [送信] をクリックします。

結果

VMware vCenter Server システムがホーム画面に表示されます。