フローベースのアプリケーション検出を実行している場合、VMware Aria Operations for Networks では命名設定を行うためのオプションが提供されているため、アプリケーションと階層に名前を付ける順序を選択できます。命名設定を行うと、アプリケーションと階層に論理的で意味のある名前を作成できます。
VMware Aria Operations for Networks ではデフォルトで、アプリケーションと階層の一部である仮想マシンの名前に基づいて、アプリケーションと階層の名前が付けられます。仮想マシンの名前が論理的でないか、意味がない場合、アプリケーションと階層の名前は、実際のアプリケーションや階層を見つけるのに役立ちません。
そのため、フローベースのアプリケーション検出を実行している場合、アプリケーションと階層に命名設定を行うことをお勧めします。また、命名設定を有効/無効にしたり、アプリケーションと階層の命名の順序を選択することもできます。VMware Aria Operations for Networks は、設定された命名設定と順序に従って、既存のアプリケーションと階層の名前を自動的に変更し、新しく検出されたアプリケーションと階層に名前を付けます。
手順
- [アプリケーションの検出] 画面の [フロー] タブの [スコープ] バーで、[検出の編集] をクリックします。
- [検出の編集] ウィンドウで、[アプリケーションと階層の命名] をクリックします。
- 追加する命名設定を選択します。
次の命名設定の 1 つ以上を選択し、検討が必要な順序で並べ替えることができます。
- CSV のアップロード
- セキュリティ タグ
- セキュリティ グループ
- ロード バランサ
- 仮想マシン名
- 仮想マシン タグ
命名設定の順序を調整するには、ドラッグ アイコンを使用する必要があります。
VMware Aria Operations for Networks は、選択した設定と順序に基づいてアプリケーションの名前を変更します。選択内容によってアプリケーション名がどのように変更されるのかについては、[ヒント] セクションで確認できます。
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仮想マシン名に基づいてアプリケーションと階層に名前を付ける場合は、正規表現を使用することもできます。[仮想マシン名] の [ステータス] 列の [正規表現] オプションを選択できます。また、[アプリケーション名] および [階層の命名] セクションで、次のいずれかを実行できます。
- [正規表現] を選択し、アプリケーションと階層への命名を正規表現を使用して指定します。
- [Pattern Builder] をクリックし、パターンを識別するサンプル仮想マシンを選択して、パターンを作成する文字またはグループの位置を選択してから [送信] をクリックします。
- [CSV のアップロード] オプションを選択すると、フローに基づいてアプリケーションを検出するときに、アップロードされた CSV ファイルから仮想マシン、アプリケーション、および階層の名前が取得されます。
- [送信] をクリックします。
アプリケーションまたは階層が選択した命名設定と一致しない場合、仮想マシン名に基づいてアプリケーションまたは階層の名前が変更されます。