VMware Aria Operations for Networks では、インターネット経由で接続している場合、他のエンティティ(データ ソース、クラウド サービス プラットフォームなど)に接続するように Web プロキシを構成できます。
VMware Aria Operations for Networks で Web プロキシを追加、編集、削除できます。
注: この機能は、次のデータ ソースでサポートされています。
データ ソース | Web プロキシ (HTTP) | Web プロキシ (HTTPS) |
---|---|---|
VMware SD-WAN | はい | はい |
ServiceNow | はい | はい |
Amazon Web Services | はい | はい |
Microsoft Azure | はい | なし |
VMware Cloud on AWS - NSX Manager | はい | はい |
注: Web プロキシを有効にするには、データ ソースを編集し、
[Web プロキシ (オプション)] ドロップダウン メニューから Web プロキシを選択する必要があります。
サポート対象 Web プロキシ
VMware Aria Operations for Networks では、次のタイプの Web プロキシを追加できます。
- HTTP および HTTPS で認証されていない Web プロキシ
- 基本認証を使用する HTTP および HTTPS で認証されている Web プロキシ
- CLI を使用した場合のみ NTLM 認証がサポートされる HTTP Web プロキシ
注: CLI を使用する NTLM 認証ベースの Web プロキシをプラットフォーム仮想マシンに設定すると、このプラットフォーム仮想マシンはクラウド サービス プロバイダ (CSP) と通信できなくなります。これは、現在、NTLM Web プロキシを使用した CSP との通信がサポートされていないためです。
Web プロキシの追加
- の順に選択します。
- [Web プロキシの追加] ウィンドウで、次の手順を実行します。
オプション アクション タイプ ドロップダウン メニューから Web プロキシのタイプを選択します。 IP アドレス/FQDN 追加する Web プロキシの IP アドレス/FQDN を入力します。 ポート Web プロキシで使用されているポート番号を入力します。 ニックネーム Web プロキシのニックネームを入力します。 - (オプション) [認証情報を使用] チェック ボックスを選択して、ユーザー名、パスワード、および認証方法を指定します。
- [送信] をクリックします。
Web プロキシの編集および削除
Web プロキシを編集するには、次の手順を実行します。
- の順に選択します。
- [Web プロキシ] 画面で、編集する Web プロキシの横にある編集アイコンをクリックし、必要に応じて情報を変更します。
- [送信] をクリックします。
注: CLI を使用して追加された Web プロキシを編集することはできません。
Web プロキシを削除するには、次の手順を実行します。
- 削除する Web ブラウザの横にある削除アイコンをクリックします。
注: 削除する Web プロキシの [接続されたエンティティ] の数がゼロであることを確認します。 [接続されたエンティティ] の数が 1 以上である場合は、次の手順に進む前に、エンティティを別の Web プロキシに移行する必要があります。
- [アクションの確認] ウィンドウで、[削除] をクリックします。
Web プロキシのコレクタの移行
コレクタをバージョン 6.1 に移行する前に、CLI を使用してコレクタに Web プロキシを設定したり、フラグ isHttpProxyEnabled = TRUE を設定したりすると、6.1 に移行した後に、Web プロキシを介してアクセス可能なすべてのデータ ソースがシームレスに動作するようになります。これは、データ ソース構成に Web プロキシの詳細が自動的に適用されるためです。
注: コレクタをバージョン 6.1 に移行しているときに、CLI を使用してコレクタに Web プロキシを設定したり、フラグ
isHttpProxyEnabled = FALSE を設定したりすると、移行後に Amazon Web Services と Microsoft Azure のデータ ソースが動作しなくなる場合があります。
[アカウントとデータ ソース] 画面で、Amazon Web Services と Microsoft Azure の両方のデータ ソースに対して Web プロキシを選択する必要があります。詳細については、
サポート対象のパブリック クラウド アカウントを参照してください。