しきい値設定を追加して、設定したしきい値のアラートを取得できます。

分析に関連するしきい値とアラートを構成するには、次の手順を実行します。

手順

  1. [ホーム] 画面の左側のナビゲーション ペインで、[分析] > [しきい値] > [追加] の順にクリックします。
    [しきい値 - 設定の追加] 画面が表示されます。
  2. [名前] テキスト ボックスに、設定の一意の名前を入力します。
  3. [範囲] ドロップダウン メニューから、分析対象とするエンティティを選択します。たとえば、エンティティは仮想マシン、フローなどです。
    1. 分析対象とするエンティティのサブセットを特定するには、[基準の選択] テキスト ボックスに 1 つ以上の基準を入力します。
  4. [条件] セクションで、アラートを作成するための条件を設定します。
    設定した条件に基づいて、しきい値を超えたかどうかがシステムによって決定されます。
    1. [集約基準] テキスト ボックスで、エンティティのグループ化を選択します。エンティティ グループ全体のデータを集約することで、累積メトリックのしきい値を設定できます。
    2. [時間] テキスト ボックスに、しきい値を確認する値を入力します。
    3. 静的しきい値または動的しきい値を構成します。
      • 静的しきい値を構成するには、リストから次のしきい値条件のいずれかを選択します。
        • [しきい値を超過]
        • [しきい値以下]
        • [範囲外]
      • 動的しきい値を構成するには、[過去の動作からの逸脱] を選択します。レポートの要件に基づいて感度を選択します。
    4. 範囲の上限と下限を入力します。
      範囲の Upper Bound または Lower Bound を入力する際は、選択した条件の測定単位に基づいて値を入力していることを確認してください。次の変換値が参考になります。
      • 1 Kbps= 1000 bps
      • 1 Mbps= 1000 kbps
      • 1 Gbps = 1000 mbps
      • 1 KB=1024 B
      • 1 MB=1024 KB
      • 1 GB = 1024 MB
    しきい値を設定すると、関連付けられたグラフが画面の上部に表示されます。ピンクのバーは、しきい値に違反している仮想マシンまたはフローを示します。しきい値に違反したエンティティのリストと、システムのしきい値内にあるエンティティのリストを表示できます。
  5. [最小違反期間] ドロップダウン メニューから時間を選択し、違反がこの時間よりも長く続いた場合に VMware Aria Operations for Networks がアラートをトリガするようにします。
    たとえば、 [最小違反期間] を 15 分間に設定した場合、違反が 15 分間を超えてアクティブな場合にのみアラートが表示されます。
  6. アラートの重大度を構成します。
  7. [通知] セクションで、通知を受信できるタイミングとユーザーを構成します。
    注: システムで SNMP トラップを設定した場合にのみ、 [SNMP トラップの送信] を選択します。
  8. [送信] をクリックして、しきい値設定を作成します。