アラート定義の名前、説明、ベース オブジェクト タイプ、および他の詳細。これは、アラートがどのような場合にVMware Aria Operations で生成されるのかを識別する情報です。

アラート詳細を定義する場所

アラート定義を作成または編集するには、メニューで、[アラート] をクリックし、左側のペインで、[構成] > [アラート定義] の順にクリックします。[追加] をクリックして定義を追加するか、縦方向の省略記号をクリックし、[編集] を選択して、選択した定義を編集します。ワークスペースの右側で、アラート定義の詳細を入力します。

表 1. アラート定義の詳細
オプション 説明

名前

アラートの生成時に表示されるアラートの名前。

説明

アラートの生成時に表示されるアラートの説明。ユーザーに対してわかりやすい説明を指定します。

基本オブジェクト タイプ

アラート定義の評価とアラート生成の対象となるオブジェクト タイプ。

このドロップダウン メニューには、環境内のすべてのオブジェクト タイプが含まれます。アラート定義は、1 つのオブジェクト タイプに基づいて定義することができます。

影響

[詳細設定] で、アラートが生成された場合に影響を受けるバッジを選択します。

アラートの緊急度に基づいてバッジを選択できます。
  • 健全性。アラートにはすぐに対処する必要があります。
  • リスク。アラートにはトリガ後すぐ、数日、または数週間以内に対応する必要があります。
  • 効率。環境を最適化するために、長期的な視点でアラートに対処する必要があります。

重要度

アラート通知の一部として伝達されるアラートの重大度。

次のいずれかの値を選択します。

  • 情報。情報提供のみを目的としています。バッジの色には影響しません。
  • 警告。最低レベル。黄色で表示される。
  • 緊急。中レベル。オレンジ色で表示される。
  • 最重要。最高レベル。赤色で表示される。
  • シンプトムベース。アラートの重大度に加えて、各シンプトムには定義済みの重大度が含まれています。アラートの重大度は、トリガされたすべてのシンプトムのうち、最もクリティカルなものに基づいて決定されます。色は重大度に応じて動的に決まります。シンプトムを取り消した場合、無効にされたシンプトムは、シンプトムベースのアラートの重大度に関与しません。
アラート タイプとアラート サブタイプ

アラートのタイプとサブタイプを選択します。

この値は、生成されたアラートの分類に使用されるメタデータです。この情報はアラート(アラート通知を含む)に伝達されます。

タイプおよびサブタイプの情報を使用して、アラートを組織内の適切な人員または部門に経路指定することができます。

待機サイクル

アラート定義に含まれるシンプトムが、このコレクション サイクルの回数に達するまでトリガされ続けている場合、アラートが生成されます。

1 以上の値を指定する必要があります。

この設定により、お使いの環境の感度を調整できます。アラート定義の待機サイクルは、シンプトムの定義の待機サイクルに追加されます。多くの定義では、感度をシンプトムレベルと同じレベルに構成し、アラート定義の待機サイクルは 1 に構成します。この構成により、目的のシンプトムの感度レベルですべてのシンプトムがトリガされると、アラートがただちにトリガされるようになります。

キャンセル サイクル

この収集サイクル数分の期間のシンプトムがキャンセルされた後、アラートがキャンセルされます。

1 以上の値を指定する必要があります。

この設定により、お使いの環境の感度を調整できます。アラート定義のキャンセル サイクルは、シンプトムの定義のキャンセル サイクルに追加されます。多くの定義では、感度をシンプトムレベルと同じレベルに構成し、アラート定義の待機サイクルは 1 に構成します。この構成により、目的のシンプトムのキャンセル サイクルの後にすべてのシンプトムの条件が解消されると、アラートがただちにキャンセルされるようになります。

[次へ] をクリックしてシンプトム定義を追加します。