オープン ソース Telegraf を使用して Windows プラットフォーム上のアプリケーションとオペレーティング システムを監視するには、ヘルパー スクリプトを使用します。
ヘルパー スクリプトは、Windows Server 2012、2012 R2、2016、2019、および 2022 でのみテストされています。
前提条件
- Windows PowerShell が 4.0 以降であることを確認します。
- vCenter Server 仮想マシンを VMware Aria Operations で監視する場合は、VMware Tools のバージョンを確実に 10.2 以降にします。vmware-toolbox-cmd は、vCenter Server 仮想マシンにのみ必要です。
- 現在、クラウド プロキシでは IPv4 のみがサポートされています。
- VMware Aria Operations で、クラウド プロキシが起動し、オンラインになっていることを確認します。コレクタ グループの場合、VMware Aria Operations で、アプリケーション監視の高可用性が有効なコレクタ グループ内のクラウド プロキシが 1 つ以上起動し、オンラインになっていることを確認します。
- エンドポイント仮想マシン/物理サーバは、クラウド プロキシのポート 8443 および 443、またはアプリケーション監視の高可用性が有効なコレクタ グループの仮想 IP アドレスにアクセスできる必要があります。
手順
- 次の場所にあるクラウド プロキシからヘルパー スクリプトをダウンロードします。https://<CloudProxy-IP>/downloads/salt/telegraf-utils.ps1
注: 上記で指定したコマンドおよび場所の <CloudProxy-IP> には、関連するクラウド プロキシ
[IP アドレス] を使用します。アプリケーション監視の高可用性が有効なコレクタ グループの場合は、仮想 IP アドレスを指定します。
スクリプトのダウンロードが失敗し、要求が中止されました:SSL/TLS セキュア チャネルを作成できませんでした というメッセージが表示される場合は、Windows プラットフォームでスクリプトのダウンロードに失敗するに記載されている手順に従ってください。
- スクリプトがダウンロードされているディレクトリに移動します。
- ヘルパー スクリプトを実行して、Telegraf の構成を更新します。
telegraf-utils.ps1 opensource -c cloud_proxy_ip_or_collector_group_name -t token -d telegraf_conf_dir -e telegraf_bin_path -v vmwareariaoperations_ip_or_fqdn
Description of arguments:
-c : [REQUIRED] cloud_proxy_ip_or_collector_group_name - Cloud Proxy IP or Collector Group Name
-t : [REQUIRED] token - Auth Token of the user/account. For getting a new token:
(https://<VMwareAriaOperations_IP>/suite-api/ or curl -ks -X POST https://<VMwareAriaOperations_IP>/suite-api/api/auth/token/acquire -H \"Content-Type: application/json\" -H \"Accept: application/json\" -d \"{\"username\":\"<VMwareAriaOperations_USER>\",\"password\":\"<VMwareAriaOperations_USER_PASSWORD>\"}\")
-d : [REQUIRED] telegraf_conf_dir - Telegraf configuration directory and it is required argument. ex: C:\Telegraf\telegraf-1.20.4\telegraf.d
-e : [REQUIRED] telegraf_bin_path - Path of telegraf executable ex: C:\Telegraf\telegraf-1.20.4\telegraf.exe
-v : [REQUIRED] vmwareariaoperations_ip_or_fqdn - IP/FQDN of VMware Aria Operations master node and required for on-prem.
Example: .\telegraf-utils.ps1 opensource -c 10.10.10.101 -t 41ef6601-6da4-4757-a51d-cbc08dd77355::4398b23d-e388-496e-ae91-bc04d5735345 -v 10.10.10.100 -d C:\Telegraf\telegraf-1.20.4\telegraf.d -e C:\Telegraf\telegraf-1.20.4\telegraf.exe
注: ヘルパー スクリプトを実行したら、指定した config ディレクトリ(
-d
オプション)パスの
cloudproxy-http.conf という名前のファイル内で、それぞれの構成が正しく設定されていることを確認します。詳細については、
構成例を参照してください。
管理対象の vCenter Server 仮想マシンの場合、以下のいずれかの理由により、管理対象外の構成が表示されることがあります。
- VMware Aria Operations で vCenter Server から vCenter Server 仮想マシンにアクセスできない。 の構成後、少なくとも 1 ~ 2 回の収集サイクルの間、vCenter Server クラウド アカウントを待機している。
AUTHENTIFICATION_TOKEN or vROps_IP
が正しくない。
注:
- 構成パスにはスペースを使用しないでください。スペースを含むパスは、短縮名の表記として渡すことができます。たとえば、c:\PROGRA~1 は c:\Program Files を表します。
- Telegraf サービスを再起動します。
telegraf.exe --config telegraf.conf --config-directory telegraf.d
または、Telegraf を Windows サービスにすることができます。
<Telegraf_executable_path> --config <Telegraf_config_file_path> --config-directory <Telegraf_config_directory_path> --service install net start telegraf
例:
& 'C:\Telegraf\telegraf-1.20.4\telegraf.exe' --config 'C:\Telegraf\telegraf-1.20.4\telegraf.conf' --config-directory 'C:\Telegraf\telegraf-1.20.4\telegraf.d' --service install
net start telegraf
次のタスク
[管理対象仮想マシン オブジェクトの階層]:
- vCenter Server 仮想マシンが VMware Aria Operations によって監視されている場合、オペレーティング システムおよびアプリケーション オブジェクトは、それぞれの に分類されます。
[VMware Aria Operations で監視されないマシン]:vCenter Server 仮想マシンまたは物理サーバが VMware Aria Operations によって監視されていない場合、オペレーティング システムおよびアプリケーションのオブジェクトは、 に分類されます。
[収集されたデータの表示]:データが収集され、[Telegraf エージェントの管理] 画面に表示されます。詳細を表示するには、[Telegraf エージェントの管理] 画面で の順に選択してフィルタリングします。