NTP (Network Time Protocol) 設定は、VMware Aria Operations クラスタ ノードの時刻の同期に使用されます。VMware Aria Operationsで NTP 設定を構成して、すべてのクラスタ ノードが同じ時間プロトコルに従うようにします。同じ時間プロトコルに従うことで、クラスタのサービスをスムーズに実行できます。
プライマリ ノードはデフォルトで NTP サーバとして機能し、すべてのノードの時刻がプライマリ ノードと同期されます。プライマリ ノードを引き続き NTP サーバとして使用できるほかに、プライマリ ノードが機能を停止した場合にフェイルオーバーとして機能する別の NTP サーバを追加できます。プライマリ ノードを使用しない場合は、使用する NTP サーバを追加できます。
手順
- VMware Aria Operations 管理インターフェイス (https://primary-node-name-or-ip-address/admin) にログインします。
- [NTP 設定] アイコンをクリックします。
グローバル NTP 設定ウィザードが開きます。プライマリ ノードが既存の NTP サーバとして一覧表示されます。
注: 1 台のサーバが機能を停止した場合のバックアップのため、2 台以上の NTP サーバを構成する必要があります。
- セカンダリ NTP サーバを追加します。[NTP サーバ アドレス] フィールドに、使用する NTP サーバの FDQN の IP アドレスを入力します。
- [追加] をクリックします。
新しい NTP サーバがプライマリ ノードとともに表示されます。
- NTP サーバのステータスが、アクセス可能で動作していることを意味する緑色であることを確認します。
- NTP サーバを削除するには、NTP サーバのステータスの横にある [削除] をクリックします。