アラート定義は、環境内の問題領域を特定し、対処できるアラートを生成する、シンプトムと推奨の組み合わせです。

シンプトムとアラートの定義は VMware Aria Automation オブジェクトを対象としています。アラートは、子オブジェクトの特定の割合のリスクまたは健全性に基づくポピュレーション ベースのアラートです。ネットワーク プロファイルのアラートは生成されません。

健全性とリスクのしきい値は次のとおりです。

健全性

  • 子オブジェクトの 25% ~ 50% に健全性の問題がある場合、親オブジェクトは警告の健全性レベルでアラートをトリガします。
  • 子オブジェクトの 50% ~75% に健全性の問題がある場合、親オブジェクトは緊急の健全性レベルでアラートをトリガします。
  • 子オブジェクトの 75% ~ 100% に健全性の問題がある場合、親オブジェクトはクリティカルの健全性レベルでアラートをトリガします。

リスク

  • 子オブジェクトの 25% ~ 50% にリスクの問題がある場合、親オブジェクトは警告のリスク レベルでアラートをトリガします。
  • 子オブジェクトの 50% ~ 75% にリスクの問題がある場合、親オブジェクトは緊急のリスク レベルでアラートをトリガします。
  • 子オブジェクトの 75% ~ 100% にリスクの問題がある場合、親オブジェクトはクリティカルのリスク レベルでアラートをトリガします。

クラウド ゾーンの制限

  • いずれかのクラウド ゾーンでプロジェクトがメモリ割り当て制限の 70% に近づくと、VMware Aria Automation はアラートをトリガします。
  • いずれかのクラウド ゾーンでプロジェクトがストレージ割り当て制限の 70% に近づくと、VMware Aria Automation はアラートをトリガします。
  • いずれかのクラウド ゾーンでプロジェクトが vCPU 割り当て制限の 70% に近づくと、VMware Aria Automation はアラートをトリガします。

クラウド ゾーン

  • クラウド ゾーンのキャパシティが不足するまでの残り日数が 60 日。
  • クラウド ゾーンの残りキャパシティが 30% 未満。
  • クラウド ゾーンの再利用可能なキャパシティが 20% を超過。

プロジェクト

  • プロジェクトの再利用可能なキャパシティが 20% を超える。
  • プロジェクトが割り当て制限の 70% に近づいている。