VMware Aria Operations 8.16 では、vSphere Foundation および VMware Cloud Foundation に対応する新しい vSphere 8 ライセンス キーのサポートが開始されました。vSphere 8 Enterprise Plus for vSphere Foundation では VMware Aria Operations に Advanced エディション、vSphere 8 Enterprise Plus for VCF では VMware Aria Operations に Enterprise エディションの資格が付与されます。

以前のライセンス タイプとライセンス関連の機能もすべて有効で、サポートされます。詳細については、VMware Aria Operations のライセンス キーを参照してください。

注: VMware Aria Operations 8.16 以降では、資格をセットアップするために VMware Aria Operations のライセンスを使用する必要はありません。ライセンスの使用は vCenter Server に対して追跡されます。

有効なライセンスがない場合、新しくデプロイされた VMware Aria Operations は評価モードで動作します。開始画面に次のメッセージが表示された場合、VMware Aria Operations が評価モードであることを示しています:vCenter Server に有効なライセンスが見つかりません。現在猶予期間に入っているか、評価版ライセンスを使用しています。いずれかの vCenter Server にライセンスを適用してください。

vSphere 8 Enterprise Plus for vSphere Foundation と vSphere 8 Enterprise Plus for VCF のいずれかまたは両方のライセンスを持つ vCenter Server クラウド アカウントが製品で使用可能である場合、VMware Aria Operations によって資格が自動的に取得されます。これらの資格は常に優先的に扱われますが、資格で使用できるエディションよりも高いエディションを使用できる有効な VMware Aria Operations ライセンスがある場合、VMware Aria Operations によって、使用可能なすべてのライセンスの中で最も高いエディションが取得されます。

資格は、新しい vCenter Server クラウド アカウントが追加されるたびにチェックされます。vCenter Server クラウド アカウントの構成方法の詳細については、「VMware Aria Operations での vCenter Server クラウド アカウントの構成」を参照してください。

資格が期限切れになると、製品は猶予期間に入ります。猶予期間中、機能は制限されませんが、 VMware Aria Operations が正常に機能するためには、猶予期間が終了する前に有効なライセンスを追加する必要があります。猶予期間が終了しても、有効で利用可能な VMware Aria Operations ライセンスがある場合は、製品はそのライセンスを使用して動作を継続します。猶予期間の終了時に VMware Aria Operations が有効なライセンスまたは資格を検出できなかった場合は、制限モードに切り替わります。制限モードでは、 [ライセンスの期限切れ] ウィザードのみが表示されます。
注: 制限モードでもデータ収集は停止しません。
制限モードを終了するには、次のいずれかの手順を実行します。
  • [ライセンスの期限切れ] ウィザードに、VMware Aria Operations の有効なライセンス キーを入力します。
  • スイート API を使用して、新しく資格を付与された vCenter Server クラウド アカウントを追加します。
  • vCenter Server 側から、資格が付与されたライセンスで既存の vCenter Server ライセンスを更新します。

新しいライセンスまたは資格を検証して保存すると、VMware Aria Operations は制限モードを終了し、ライセンスで使用可能なエディションに基づいて機能します。