cloud proxy のステータスおよび健全性は、VMware Aria Operations への追加後に確認できます。その後、VMware Aria Operations Cloud プロキシ オブジェクトを使用して cloud proxy の健全性を監視し、アラートやメトリックを表示できます。

手順

  1. VMware Aria Operations にログインします。
  2. 左側のメニューで [データ ソース] > [クラウド プロキシ] の順にクリックします。
    クラウド プロキシのリストが表示されます。
    オプション 説明
    名前 cloud proxy の名前。
    IP アドレス cloud proxy の IP アドレス。
    ステータス cloud proxy のステータス。たとえば、新しい cloud proxy の追加時に [オンライン化] ステータスが数分間表示されます。cloud proxyVMware Aria Operations に接続されると、ステータスが [オンライン] に切り替わります。VMware Aria Operations に接続されていない場合は、[オフライン] ステータスが表示されます。
    バージョン クラウド プロキシのインストールに使用されるバージョン。
    アカウント 作成され、クラウド プロキシに関連付けられているアカウントの数。
    タイプ

    クラウド プロキシのタイプが表示されます。

    コレクタ グループ クラウド プロキシがコレクタ グループに含まれるかどうかが表示されます。クラウド プロキシがコレクタ グループに含まれる場合は、その名前が表示されます。名前をクリックすると、コレクタ グループの詳細が表示されます。
    注: クラウド プロキシがスタンドアローン クラウド プロキシであり、コレクタ グループに含まれない場合、データは表示されません。
    ネットワーク プロキシ アドレス クラウド プロキシのネットワーク プロキシ アドレス。
    ネットワーク プロキシ ポート クラウド プロキシのネットワーク プロキシ ポート番号。
    ターゲット クラウド プロキシがデプロイされているターゲットの場所が表示されます。
    データ パーシステンス クラウド プロキシのデータ パーシステンスのステータスが表示されます。データ パーシステンスを使用すると、クラウド プロキシと VMware Aria Operations の間の接続に失敗した場合、クラウド プロキシによってデータを保存することができます。
    • [有効]。クラウド プロキシによってデータが保存されます。
    • [無効]。クラウド プロキシによってデータが保存されません。

    複数のクラウド プロキシのデータ パーシステンスを有効または無効にするには、クラウド プロキシを選択し、横方向の省略記号をクリックして、[データ パーシステンスの有効化] または[データ パーシステンスの無効化] を選択します。

    単一のクラウド プロキシのデータ パーシステンスを有効または無効にするには、クラウド プロキシを選択し、縦方向の省略記号をクリックして、[データ パーシステンスの有効化] または[データ パーシステンスの無効化] を選択します。

    注: 接続が復元されると、クラウド プロキシは保存されたデータを VMware Aria Operations に送信します。保存されたデータは、リアルタイム データが表示される前に表示されます。
    時間の見積もり クラウド プロキシがデータを保持する推定時間が表示されます。

    クラウド プロキシは、最大 1 時間のデータを保存できます。容量が不足している場合、または接続に失敗した状態が 1 時間以上続いている場合、クラウド プロキシは最も古い格納データを削除し、最後に収集されたデータに置き換えることで、保存されたデータをローテーションします。

    注: 時間の見積もりの値は、データ パーシステンスが有効になっている場合にのみ表示されます。
    フィルタ 次の条件でクラウド プロキシのリストを検索できます。
    • 名前
    • IP アドレス
    • ステータス
    • バージョン
    • コレクタ グループ
    • ネットワーク プロキシ アドレス
    • ネットワーク プロキシ ポート
    • ターゲット
    • データ パーシステンス
  3. (オプション) 垂直の省略記号をクリックします。
    1. [データ パーシステンスの有効化/無効化] をクリックして、クラウド プロキシのデータ パーシステンスを有効または無効にします。
    2. [削除] をクリックして、クラウド プロキシを削除します。
  4. [クラウド プロキシ] の名前をクリックします。
    [クラウド プロキシの詳細] が表示されます。
    表 1. クラウド プロキシの詳細
    オプション 説明
    名前の変更 クラウド プロキシ名を更新するには、[クラウド プロキシ名の変更] アイコンをクリックします。
    プロキシ ID cloud proxy の ID。
    IP アドレス cloud proxy の IP アドレス。
    OVA バージョン cloud proxy のインストールに使用される OVA ファイルのバージョン。
    ステータス cloud proxy のステータス。たとえば、cloud proxy の追加時に [オンライン接続中] ステータスが数分間表示されます。cloud proxyVMware Aria Operations に接続されると、ステータスが [オンライン] に切り替わります。VMware Aria Operations に接続されていない場合は、[オフライン] ステータスが表示されます。
    作成日 cloud proxy の作成日。
    最後のハートビート 前回、VMware Aria Operations がこの cloud proxy の健全性チェックを実行したときのタイムスタンプ。cloud proxy をクリックしてその詳細を確認すると、VMware Aria Operations はハートビートを送信して cloud proxy がまだ接続可能かどうかを確認します。
    CPU CPU 使用量。
    メモリ メモリ使用量。
    クラウド アカウント数 クラウド プロキシを使用しているクラウド アカウントの数が表示されます。各 cloud proxy には、クラウド アカウントが 1 つ以上ある場合があります。この詳細ペインから、これらのクラウド アカウントの健全性やステータスを確認することもできます。
  5. cloud proxy がデータを収集していない場合は、cloud proxy の健全性を確認します。左側のメニューで [環境] > [インベントリ] の順にクリックし、リストから [VMware Aria Operations Cloud プロキシ オブジェクト] を選択して [詳細の表示] をクリックします。
    詳細については、 [インベントリ] タブインベントリ:オブジェクトのリストを参照してください。
  6. VMware Aria Operations Cloud プロキシ オブジェクトを見つけたら、[サマリ] タブを使用してオブジェクトの詳細を表示できます。詳細については、[サマリ] タブを参照してください。
  7. [アラート]タブを使用して、クラウド プロキシの健全性を監視します。問題がある場合は、[メトリック]タブを使用してトラブルシューティングを行います。
    cloud proxy が正常に動作していない場合は、アラートが表示されます。
    クラウド プロキシの 1 つ以上の VMware Aria Operations サービスがダウンしています
    このアラートをクリアするには、次の手順を行います。
    • cloud proxy のネットワーク接続と構成を確認します。
    • cloud proxy を一度オフラインにしてからオンラインに戻します。
    詳細については、 クラウド プロキシに関する FAQクラウド プロキシのトラブルシューティングを参照してください。
    注: 必要に応じて迅速な修正ステップを実行できるように、このアラートに対する通知ルールを作成することをお勧めします。
  8. (オプション) cloud proxy のコマンド ライン インターフェイスを使用して、他の cloud proxy 関連のアクションを実行できます。詳細については、「クラウド プロキシ コマンドライン インターフェイスの使用」を参照してください。

次のタスク

[コレクタ グループ] タブをクリックすると、コレクタ グループに含まれるクラウド プロキシが表示されます。コレクタ グループの詳細については、『 VMware Aria Operations 構成ガイド』の「コレクタ グループの管理」トピックを参照してください。