1 台以上のノード障害が発生した場合にデータを保護するために、VMware Aria Operations の継続的な可用性 (CA) を有効にできます。

注: CA は、標準クラスタでのみ有効にできます。クラスタが稼動している場合に、CA を有効にすると、クラスタが再起動されます。

VMware Aria Operations クラスタでの CA の有効化は、インストール時に行うことも VMware Aria Operations が稼動し始めてから行うことも可能です。クラスタがまだ起動していないため、インストール時に CA を追加する方が侵入が少なくなります。詳細については、『リファレンス アーキテクチャ』ガイドの「継続的な可用性に関する考慮事項」および『VMware Aria Operations Best Practices』ガイドの「Continuous Availability (CA)」トピックを参照してください。

前提条件

  • VMware Aria Operations vApp をデプロイしてノードを作成します。
  • プライマリ ノードを作成および構成します。
  • 監視ノードを作成および構成します。
    注: VMware Aria Operations では、クラスタに監視ノードを 1 台のみ含むことができます。OVA ファイルのデプロイ中に、監視ノードに推奨される CPU/RAM 構成を選択できます。サイジングの詳細については、「 ナレッジベースの記事 KB2093783」を参照してください。
  • 1 つのデータ ノードを作成し、このデータ ノードに固定 IP アドレスを構成します。
  • プライマリ ノードの完全修飾ドメイン名 (FQDN) または IP アドレスを控えます。

手順

  1. Web ブラウザで、プライマリ ノード管理インターフェイスに移動します。
    https://primary-node-name-or-ip-address/admin
  2. VMware Aria Operations 管理者のユーザー名として admin と入力します。
  3. VMware Aria Operations 管理者のパスワードを入力し、[ログイン] をクリックします。
  4. [継続的な可用性] で、[CA の有効化] をクリックします。
    [継続的な可用性] ウィザードが開きます。監視ノードはフォルト ドメインの外にあります。プライマリ ノードはすでに [フォルト ドメイン 1] に割り当てられています。
    注: インストール時に、各フォルト ドメイン名を入力できます。また、継続的な可用性を有効にした後に、フォルト ドメイン名を編集することもできます。
  5. プライマリ ノードに対するペアを作成するには、データ ノードを [フォルト ドメイン 2] にドラッグします。
    注: プライマリ ノードを含め、最大 16 個のデータ ノードを追加でき、それらをフォルト ドメイン間で分けて 8 つのペアを作成できます。
  6. [OK] をクリックします。

次のタスク

  • 継続的な可用性を無効にするには、[CA の無効化] をクリックし、管理ユーザー インターフェイス内で手順に従います。期限切れタイムラインは、クラスタのサイズとデータ保持期間によって異なります。無効化が完了するまでお待ちください。