VMware Aria Operations では、仮想マシンはコストと価格の観点から財務的に分析されます。

コスト
コストは、ユーザーの仮想マシンを運用するための支出を表します。 VMware Aria Operations で、インフラストラクチャの費用を基に仮想マシンのコストを自動的に計算するようにコスト ドライバを構成します。コスト ドライバには、VMware Aria Operations 内で設定されたサーバ ハードウェア、ストレージ、ライセンス、アプリケーション、メンテナンス、人件費、ネットワーク、設備、その他のコストが含まれます。
価格
価格は、仮想マシンの使用についてユーザーに請求する価格です。これは、仮想マシンのコスト、またはアップチャージ、利益、サービス料金が含まれた事前定義済みのレート カードに基づいて設定できます。

VMware Aria Automation によって管理される仮想マシンの価格カードの構成については、「Cloud Assembly の概要」を参照してください。その他の仮想マシンの場合、価格設定カードの構成に関する情報については、「新しい価格カードの追加」を参照してください。

ダッシュボードの使用方法

[グループの選択] ウィジェットでオブジェクトを選択し、グループのコストを表示します。[選択したグループの価格サマリ] には、グループの過去 1 か月の価格が表示されます。[仮想マシンの価格分布 (上位 100 件)] には、グループ内で最も費用のかかる仮想マシンが表示されます。[パワーオフ状態の仮想マシン] には、再利用可能な仮想マシンとそれにより節約可能な料金が表示されます。[アイドル状態の仮想マシン] には、再利用可能な仮想マシンとそれにより節約可能な料金が表示されます。[スナップショットを作成している仮想マシン] には、再利用可能なスナップショットとその作成後の経過期間が表示されます。[選択したグループの仮想マシンの価格] には、選択したグループ内の各仮想マシンの価格と構成が表示されます。

ダッシュボードのカスタマイズ

グループの定義は、仮想マシンのフォルダ、カスタム グループ、VMware Aria Automation プロジェクトなど、いくつかの構成要素に基づいています。チャージバック レポートのオブジェクトをさらに追加するには、 [グループの選択] ウィジェットを編集し、 [出力フィルタ] > [基本] > [オブジェクト タイプ] で目的のオブジェクト タイプを選択します。
注: ウィジェットの構成が完了していない場合、オブジェクトは正しく表示されません。ウィジェットを編集する前に、オブジェクト リスト ウィジェットの構成を完了する必要があります。