VMware Aria Operations には、VMware Aria Operations クラスタのノード、およびそのノードにインストールされているアダプタを監視および管理できる中心のページがあります。

クラスタ管理の仕組み

クラスタ管理により、VMware Aria Operations クラスタ全体または個別ノードのオンライン状態またはオフライン状態を表示および変更できます。さらに、高可用性 (HA) を有効または無効にし、ノードにインストールされたアダプタに関連した統計情報を表示できます。

クラスタ管理を確認できる場所

左側のメニューで、[管理] > [コントロール パネル] の順にクリックし、[クラスタ管理] タイルをクリックします。

クラスタ管理オプション

このオプションには、クラスタレベルの監視機能と管理機能が含まれています。

表 1. 初期セットアップ ステータスの詳細
オプション 説明
アクション [アクション] を展開します。
  • [NTP 設定] をクリックして、クラスタのグローバル NTP (Network Time Protocol) 設定を行います。詳細については、VMware Aria Operations 構成ガイド』の「グローバル NTP (Network Time Protocol) 設定の構成」のトピックを参照してください。
  • [リバランス] をクリックして VMware Aria Operations クラスタ ノード間でアダプタ、ディスク、メモリ、ネットワーク負荷をリバランスすることにより、環境の効率を上げることができます。
クラスタのステータス VMware Aria Operations クラスタのオンライン、オフラインまたは不明状態が表示されます。

CA を有効にすると、2 つのフォルト ドメインのステータスが表示されます。

High Availability HA が有効か、無効か、デグレードしているかを示します。
継続的な可用性 CA が有効か、無効か、デグレードしているかを示します。

VMware Aria Operations は、ノードレベルの情報およびノードをオンラインまたはオフラインにするためのツールバーを提供します。

表 2. VMware Aria Operations クラスタのノード
オプション 説明
ノード名 ノードのマシン名。

ログイン中のノードは、名前の隣にドットが表示されます。

ノード アドレス ノードのインターネット プロトコル (IP) アドレス。プライマリ ノードおよびレプリカ ノードには、固定の IP アドレスが必要です。データ ノードでは、DHCP または静的 IP アドレスを使用する場合があります。
クラスタのロール VMware Aria Operations ノードのタイプ:プライマリ、データ、レプリカ、または監視ノード(CA にのみ適用)。
フォルト ドメイン CA が有効なクラスタ内で、ノードが関連付けられているフォルト ドメインを表示します。
注: この列は、CA が有効な場合のみ表示されます。
ノード ペア ノードが属するペアが表示されます。たとえば、CA では、ノードはペアで追加されます。4 つのノードがある場合、この列には、ノードが 1 つまたは 2 つのペアに含まれるかどうかが示されます。
注: この列は、CA が有効な場合のみ表示されます。
状態 実行、実行されていません、オンライン化、オフライン化、アクセス不可、失敗、エラー
ステータス オンライン、オフライン、不明などのノードの状態。
処理中のオブジェクト ノードで現在監視している合計環境オブジェクト。
収集中のオブジェクト ノードで収集している合計環境オブジェクト。
処理中のメトリック ノードがクラスタに追加されて以来ノードが検出した合計メトリックス。
収集中のメトリック ノードがクラスタに追加されて以来ノードが収集した合計メトリックス。
バージョン ノードにインストールされている VMware Aria Operations ソフトウェアのバージョンとビルド番号を表示します。

さらに、選択したノードのアダプタ統計情報を表示します。

表 3. サーバ上のアダプタ
オプション 説明
名前 インストールするユーザーがアダプタに付ける名前。
ステータス アダプタがデータを収集しているかどうかを示します。
収集中のオブジェクト アダプタで現在監視している合計環境オブジェクト。
収集中のメトリック アダプタがノードにインストールされて以来収集したアダプタの合計メトリックス。
最後の収集時間 アダプタが一番最近のデータ収集をした日付と時間。
追加日 アダプタがノードにインストールされた日付と時間。