[シンプトム] には、現在のオブジェクトについてトリガされたシンプトムがすべて含まれます。シンプトム リストを使用してオブジェクトに関する問題を特定して、そのオブジェクトに対して生成されたアラートの解決を目指します。

シンプトムの機能

このリストは、オブジェクトのトリガされたアクティブなシンプトムで、生成されたアラートの一部か、またはアラートに含まれていないトリガされたシンプトムのどちらかです。これは完全なシンプトムリストであり、オブジェクトで発生するものの現在のアラート定義に含まれていない問題を識別するのに役立ちます。

リストでシンプトムをクリックすると、そのシンプトムの詳細が表示されます。各列の見出しの矢印を使用すると、リストを昇順または降順で並べることができます。[Shift] または [Control] を押しながらクリックすることで、リスト内の複数の行を選択できます。

シンプトム表示の場所

  • 左側のメニューで [グローバル インベントリ] をクリックし、グループ、アプリケーション、またはインベントリ オブジェクトを選択します。[オブジェクト] をクリックすると、そのオブジェクトの [サマリ] タブが表示されます。[アラート] タブの [シンプトム] サブタブをクリックします。
  • メニューで [検索] を選択し、目的のオブジェクトを探します。[オブジェクト] をクリックすると、そのオブジェクトの [サマリ] タブが表示されます。[アラート] タブの [シンプトム] サブタブをクリックします。
表 1. [シンプトム] データ グリッド
オプション 説明
重要度

重要度は、環境におけるシンプトムの重要性のレベルです。

このレベルは、シンプトムが作成されたときに割り当てられたのと同じレベルに基づきます。次の値があります。
  • クリティカル
  • 緊急
  • 警告
  • 詳細情報
シンプトム

トリガされたシンプトムの名前。

ステータス

シンプトムの現在の状態。

可能な値は [アクティブ] または [非アクティブ] です。

作成日時

アラートが生成された日時。

キャンセル日時

シンプトムがキャンセルされた日時。

詳細情報

傾向と現在の値を含む、シンプトムのトリガ条件に関する情報。

シンプトムの更新時刻の 6 時間前から 1 時間後までの範囲のデータが、スパークラインに表示されます。

表 2. [アクション] メニュー
オプション 説明
[アクション] メニュー [シンプトム定義に移動] オプションを選択して、[構成] > [アラート] パスで [シンプトム定義] 画面を開きます。
表 3. 含む
オプション 説明
自分

現在のオブジェクトのシンプトムを表示または非表示にします。

ピア

影響を受けたシンプトムと類似するオブジェクトのイベントを表示または非表示にします。

親 <オプション>

現在のオブジェクトの親オブジェクトや先祖オブジェクトのシンプトムを表示または非表示にします。

子 <オプション>

影響を受けたオブジェクトの子孫のシンプトムを表示または非表示にします。

表 4. フィルタ
フィルタリング オプション
高度な検索とフィルタでは、以下の項目でシンプトムを検索できます。
  • シンプトム
  • ステータス
  • 重要度
  • 起動元
  • 作成日時
  • キャンセル日時
表 5. 次でグループ分けオプション
オプション 説明
なし シンプトムはグループ分けされません。
時刻 シンプトムをトリガされた時間でグループ化します。
重要度 シンプトムを重要度でグループ化します。値はクリティカル度の低い方から [情報]、[警告]、[緊急]、[クリティカル] です。
定義 シンプトムを定義でグループ化します。つまり、類似するシンプトムをグループ化します。デフォルトです。
オブジェクト タイプ アラートをトリガしたオブジェクトのタイプで、シンプトムをグループ化します。たとえば、ホストに関するシンプトムをグループ化します。
スコープ シンプトムをスコープでグループ化します。選択したスコープ内でシンプトムを検索できます。