VMware Aria Operations により環境の監視を開始するには、vSphere ソリューションを構成します。このソリューションには vCenter Server クラウド アカウントが含まれており、ターゲット vCenter Server インスタンスからデータを収集します。
ソリューションを確認できる場所 - vSphere
左側のメニューで [アカウントの追加] をクリックしてから、[vCenter Server] カードを選択します。
タブの順にクリックします。アカウント情報 - vSphere アカウント オプション
[アカウント情報] 画面で、クラウド アカウントの構成と変更を行います。
オプション | 説明 |
---|---|
詳細設定 | このクラウド アカウントを管理するための特定のコレクタを指定するオプションにより、オブジェクトの検出と変更のイベントを管理します。 |
自動検出 | 監視対象システムに追加された新規オブジェクトが検出され、クラウド アカウントの初期構成後に VMware Aria Operations に追加されるかどうかを決定します。
|
プロセス変更イベント | クラウド アカウントで、vCenter Server インスタンスで生成されたイベントをイベント コレクタを使用して収集、処理するかどうかを決定します。
|
vSphere Distributed Switch の収集を有効化 仮想マシンのフォルダの収集を有効化 vSphere 分散ポート グループの収集を有効化 |
False に設定すると、関連するカテゴリの収集が省略され、収集されるデータ セットが削減されます |
キャパシティ計算から仮想マシンを除外する | True に設定すると、関連するカテゴリの収集が省略され、収集されるデータ セットが削減されます。 |
収集された仮想マシンの最大数 | 仮想マシンの収集数を制限して、収集されるデータ セットを削減します。 仮想マシンのデータを完全に省略して、VMware Aria Operations にホスト データのみを収集させる場合は、この値を 0 に設定します。 |
データを vSphere Predictive DRS に提供 | vSphere Predictive DRS は、プロアクティブに vCenter Server クラスタのロード バランシングを行って、クラスタ ワークロード内の予測可能なパターンに対応できます。 VMware Aria Operations は、vCenter Server で実行される仮想マシンを監視して長期の履歴データを分析し、リソース使用の予測パターンに関する予測データを Predictive DRS に提供します。これらの予測可能なパターンに基づいて、Predictive DRS が移動し、仮想マシン間のリソース使用量をバランシングします。 Predictive DRS は、VMware Aria Operations の監視対象の vCenter Server インスタンスで管理される Compute Cluster に対して有効にすることもできます。Compute Cluster 単位で Predictive DRS を有効にする方法の詳細については、『vSphere リソース管理ガイド』を参照してください。 true に設定すると、VMware Aria Operations が予測可能なデータ プロバイダに指定され、予測可能なデータが vCenter Server に送信されます。アクティブな Predictive DRS データ プロバイダを vCenter Server に一度に 1 つのみ登録できます。 |
アクションの有効化 | このオプションを有効にすると、vCenter Server に関連するアクションをトリガするのに役立ちます。 |
クラウド タイプ | VMware Aria Operations で使用されている vCenter Server のタイプを識別する機能を提供します。デフォルトでは、クラウドのタイプはプライベート クラウドに設定されています。 使用可能なクラウド タイプは、Azure VMware Solution、Google Cloud VMware Engine、ホステッド プライベート クラウド、プライベート クラウド、VMware Cloud on AWS、および VMware Cloud on Dell EMC です。 |
vCenter Server ID | vCenter Server インスタンスに関連付けられているグローバルで一意の識別子 |
名前に次を含んでいるゲスト ファイル システムの収集を無効化 | コンマで区切られた文字列のリストを提供します。これらの文字列がゲストファイルシステムのマウントポイント名に含まれている場合、そのゲストファイルシステムは収集されません。 |
リアルタイム監視を有効にする | リアルタイム監視の設定は、デフォルトで無効になっています。20 秒おきにリアル タイム データを収集するには、[true] に変更します。 |
動的しきい値 | この設定はデフォルトで有効になっています。 |
『vSphere セキュリティ強化ガイド』については、http://www.vmware.com/security/hardening-guides.htmlを参照してください。
[設定の保存] をクリックして、ソリューションの構成を終了します。