VMware Aria Operations のコスト計算が強化され、Horizon Management Pack と仮想ホストのエンドポイント オブジェクトが含まれるようになりました。以前は、コスト計算は各エンドポイント オブジェクトについて収集されたメトリックに基づいていました。

今後、エンドポイント オブジェクトのコスト計算は、次の基準に基づいて行われます。
  • 各仮想デスクトップ インフラストラクチャ仮想マシン(VDI 仮想マシン)は 0.25 個のオペレーティング システム インスタンス (OSI) としてカウントされます
  • 各リモート デスクトップ サービス ホスト(RDS ホスト)は 0.25 個のオペレーティング システム インスタンスとしてカウントされます
  • 各 Connection Server は 1 個のオペレーティング システム インスタンスとしてカウントされます
  • 仮想ホスト(仮想マシンでホストされている ESXi)は、ライセンス使用量にカウントされません
  • 仮想ホストをホストしている仮想マシンは、ライセンス使用量にカウントされます

Horizon MP によって検出される VDI 仮想マシン オブジェクトはありません。 VMware Aria Operations は、請求書内の VDI 仮想マシンの数を報告します。VDI 仮想マシンの数は、vCenter Server MP の仮想マシン ノードの下に表示されます。

仮想マシン、ホスト、およびクラスタ上の vCenter Server アダプタによって公開される、新しいプロパティ Is Horizon Managed が導入されました。VDI 仮想マシンはこのプロパティによって識別されます(仮想マシンのプロパティが true の場合、この仮想マシンは VDI 仮想マシンと見なされます)。プロパティが仮想マシン レベルで true になっている場合、同じプロパティがクラスタおよびそのクラスタ内のすべてのホストに公開されるため、これらのホストとクラスタが Horizon 管理対象オブジェクトであることがわかります。
注: 仮想マシンとホストは、Horizon Management Pack がインストールされている場合のみ、Horizon オブジェクトと見なされます。Horizon Management Pack がインストールされていない場合、vCenter Server アダプタによって公開されているオブジェクト プロパティに関係なく、オブジェクトは Horizon オブジェクト以外と見なされます。

仮想ホストを識別する方法

仮想ホストは、次のプロパティで識別できます。
  • ハードウェア|ベンダー = "VMware, Inc"