組織が両方のサービスにアクセスできる場合、VMware Aria Operations サービスと VMware Aria Automation Cloud サービスの統合は自動的に行われます。最初に VMware Aria Automation Cloud サービスを追加してから、VMware Aria Operations クラウド サービスを追加すると、VMware Aria Operations によって VMware Aria Automation Cloud アカウントが構成されます。
クラウド統合の仕組み
VMware Aria Automation クラウド サービスと
VMware Aria Operations の統合が完了したら、
VMware Aria Operations サービスは、統合
VMware Aria Automation クラウド アカウントに関する次の情報を提供します。
- VMware Aria Automation Cloud で定義されているクラウド アカウントを VMware Aria Operations にインポートします。
- VMware Aria Operations で、VMware Aria Automation Cloud で定義されているクラウド ゾーンを表示します。
- VMware Aria Automation Cloud でクラウド ゾーンに対して行った変更は、VMware Aria Operations に反映されます。
- VMware Aria Automation インベントリ オブジェクト内の統合されたクラウド アダプタ インスタンスを表示します。
- VMware Aria Operations インベントリの統合クラウド アダプタに関連するオブジェクトのリストを提示します。
- VMware Aria Automation クラウド アカウント内のオブジェクトへのアクセスは、ユーザー ロールに基づいて行われます。組織の管理者はクラウド環境内のすべてのオブジェクトにアクセスできますが、組織のメンバーはクラウド環境内のオブジェクトへのアクセスが制限されます。
- VMware Aria Automation クラウドのオブジェクトまたはデータに対して行われた更新は、VMware Aria Operations にも反映されます。
- VMware Aria Automation クラウドと VMware Aria Operations の統合が完了すると、VMware Aria Automation のすべてのダッシュボードが VMware Aria Operations に作成されます。
VMware Aria Automation のクラウド アカウントで、リセットおよびアップグレード操作を実行できます。VMware Aria Automation アカウントをリセットすると、環境が作成され、古いセットアップに関連するすべてのデータがシステムから削除されます。
VMware Aria Automation クラウド アカウントをアップグレードすると、履歴データは VMware Aria Operations アカウントで維持されます。