[移行] は What-if 分析機能の一部であり、What-if シナリオの詳細を入力するためのフォームです。ワークロードの移行先を選択し、次にリージョンを選択します。

移行プランニングを確認できる場所

[What-If 分析] 画面の [移行プランニング: VMware Cloud] タイルで [移行の計画] をクリックします。

VMware Cloud に対して What-If：移行のシナリオを実行すると、ユーザーが選択したワークロード構成に適したクラウド インスタンスが VMware Aria Operations によって提案されることがあります。また、その VMware Cloud のインスタンスのコストも VMware Aria Operations によって計算されて、表示されます。

表 1. 移行のオプション
オプション 説明
[シナリオ名] シナリオの名前
[クラウドの選択] ワークロードの移行先

オプション：

  • [VMware Cloud on AWS]
  • [Azure VMware Solution (AVS)]
  • [Google Cloud VMware Engine (GCVE)]
  • [Oracle Cloud VMware Solution (OCVS)]
  • [VMware Cloud on Dell EMC (VMCD)]
注： 上記のクラウド オプションに適したリージョンを選択できます。
[クラスタ設定] 次のクラスタの詳細を指定します。
  • [インスタンス タイプ] を入力します。
  • [スラック スペース] をパーセントで入力します。
  • [定常状態の CPU ヘッドルーム] をパーセントで入力します。
[APPLICATION] [PROFILE]/[構成] アプリケーション プロファイルを使用して、vCPU、メモリ、ストレージなどの仮想コンピューティング リソースを構成できます。
ワークロードの選択：
  • [CPU]
  • [メモリ]
  • [ディスク容量]
[構成] ラジオ ボタンが選択されていると、vCPU、メモリ、ストレージの値を定義して、移行するワークロードのサイズを設定できます。
[予測使用率] 予測使用率を指定するか、[詳細設定] をクリックして次の値を指定します。
  • [CPU]
  • [メモリ]
  • [ディスク容量]
  • [ディスク容量のプロビジョニング] - [シン] または [シック] を選択します。
[予測される年間成長率] システムによってシナリオ計算が調整されるように年間増加率を指定するか、[詳細設定] をクリックして次の値を指定します。
  • [CPU]
  • [メモリ]
  • [ディスク容量]
[仮想マシン数 (オプション)] オプションで、ワークロードを分散する仮想マシンの数を選択できます。
[追加の vSAN 構成] [スワップ容量の構成] を選択して、予約されていない仮想マシン メモリのスワップ容量を予約します。
  • ドロップダウン リストで [許容されるホスト障害数] を選択します。
  • [フォルト トレランスの方法] を選択します。選択肢は RAID -1 と RAID-5 です。
  • ドロップダウン リストで [重複排除] 値を選択します。
[アプリケーション プロファイル]/[既存の仮想マシンからのインポート] [仮想マシンの選択] ボタンが表示されます。これを選択すると、[仮想マシン ワークスペースの選択] が表示され、ワークロードのテンプレートとして使用する既存の仮想マシンを 1 つ以上選択できます。仮想マシンは、名前、タグ、vCenter Server、またはカスタム グループでフィルタできます。

仮想マシンを選択したら、この画面に戻り、選択した仮想マシンごとに、ワークロードにテンプレートとして組み込む数量を入力します。

[カスタム プロファイルからインポート]

[カスタム プロファイルの選択] ボタンをクリックし、1 つ以上のカスタム プロファイルを選択して、プライベート クラウド内のさまざまなデータセンターおよびクラスタにわたるキャパシティおよびコストの比較分析を実行できます。

表示される [カスタム プロファイルの選択] ダイアログ ボックスで、カスタム プロファイルのリストから選択し、[>] アイコンをクリックして、カスタム プロファイルを [選択済み] リストに追加します。

完了したら [OK] をクリックします。
[シナリオの実行] クリックしてシナリオを実行します。選択した場所にシナリオが適合するかどうかが計算されます。
[保存] シナリオを[保存]します。
[キャンセル] シナリオを[キャンセル]します。

VMware Cloud on AWS の評価 - 結果

シナリオを実行すると、シナリオの結果が表示されます。推奨事項を表示して、VMware Cloud に必要なホスト数についての詳細を確認することができます。また、3 年間のサブスクリプションの場合に推奨される VMware Cloud に関連付けられている合計コストと、合計キャパシティ使用量の詳細（CPU、メモリ、およびディスク容量）も表示されます。

VMware Cloud on AWS の評価では、次のオプションを編集できます。
  • [構成の編集] - [予約済みの CPU キャパシティ]、[予約済みのメモリ容量]、[フォールト トレランス]、および [RAID レベル] の値の変更を編集し、値を元の構成に保存できます。
  • [プランの変更] - [プランの選択] オプションを使用してサブスクリプション プランを変更できます。使用可能なオプションは 1 年プラン、3 年プラン、または従量課金制です。
  • [割引の編集] - [割引の編集] オプションを使用して割引値を指定できます。サブスクリプションの総コストは、実際の使用コストから割引率を差し引いた値に等しくなります。