VMware Aria Operations でクラウド プロキシを使用すると、パブリック クラウド環境(Amazon Web Services および Microsoft Azure)からデータを収集して監視することができます。VMware Aria Operations に 1 つ以上のクラウド プロキシをデプロイし、エンドポイント環境と VMware Aria Operations の間で一方向通信を確立できます。クラウド プロキシは一方向のリモート コレクタとして機能し、エンドポイント環境から VMware Aria Operations へのデータのアップロードを行います。クラウド プロキシは、複数のクラウド プロアカウントをサポートできます。

前提条件

  • ポート 443 を使用したクラウド プロキシへの送信 HTTPS トラフィックを許可します。
  • ポート 443 を使用したエンドポイントからクラウド プロキシへの送信トラフィックを許可します。

手順

  1. VMware Aria Operations にログインします。
  2. 左側のメニューで [データ ソース] > [クラウド プロキシ] の順にクリックし、[新規] をクリックします。
  3. [ターゲットの場所] ドロップダウンをクリックして、次のいずれかを選択します。
    • [Amazon Web Services] (AWS)。
      1. [AWS イメージ URL] をクリックします。

        AWS ポータルが開きます。プロンプトが表示されたら、AWS アカウントにログインします。

      2. [AMI を使用したインスタンスの起動] をクリックします。AMI から インスタンスを起動する方法の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB88673 を参照してください。
      3. 期限切れのキーを使用しないようにするには、[キーの再生成] アイコンをクリックしてから、[キーのコピー] アイコンをクリックして、AWS EC2 インスタンス作成画面の [詳細] セクションにある [ユーザー データ] フィールドの一意の登録キーをコピーします。
      4. インスタンスを起動します。AWS で VMware Aria Operations を起動して電源を投入してから、新しくデプロイされたクラウド プロキシが検出されるまで、数分かかります。
    • [Microsoft Azure]
      1. [Microsoft Azure URL] をクリックします。

        Microsoft Azure ポータルが開きます。プロンプトが表示されたら、Microsoft Azure アカウントにログインします。

      2. [Create] をクリックします。Microsoft Azure から仮想マシンを作成する方法の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB88672 を参照してください。
      3. 期限切れのキーを使用しないようにするには、[キーの再生成] アイコンをクリックしてから、[キーのコピー] アイコンをクリックして、Microsoft Azure 仮想マシン インスタンス作成画面の [詳細] セクションにある [ユーザー データ] フィールドの一意の登録キーをコピーします。
      4. インスタンスを起動します。Microsoft Azure で、VMware Aria Operations を起動して電源を投入してから、新しくデプロイされたクラウド プロキシが検出されるまで、数分かかります。
  4. VMware Aria Operations の [Cloud Proxy] 画面に戻り、インストールした cloud proxy のステータスを確認します。詳細については、クラウド プロキシの健全性の監視を参照してください。

次のタスク

AWS では、アカウントごとに 1 つのクラウド プロキシをデプロイする必要があります。複数のリージョンからメトリックを収集できるようにするには、AWS EC2 インスタンスとクラウド プロキシ間の接続を確保する必要があります。

Microsoft Azure では、アカウントごとに 1 つのクラウド プロキシをデプロイする必要があります。複数のリージョンからメトリックを収集できるようにするには、Microsoft Azure 仮想マシン インスタンスとクラウド プロキシ間の接続を確保する必要があります。