レポート テンプレートには、ビューとダッシュボードがあります。ビューには、収集されたオブジェクトの情報が表示されます。ダッシュボードには、仮想インフラストラクチャ内のオブジェクトのパフォーマンスと状態の概要が視覚的に表示されます。VMware Aria Operations には、要件に応じて使用できる、事前定義されたレポート テンプレートが複数用意されています。

[レポート テンプレートへのアクセス方法]

左側のメニューで [可視化] > [レポート] の順にクリックします。右側のパネルに [レポート テンプレート] 画面が表示されます。または、

左側のメニューで [環境] > [オブジェクト ブラウザ] の順にクリックします。[オブジェクト ブラウザ] パネルでオブジェクトを選択し、[レポート] > [レポート テンプレート] の順にクリックして [レポート テンプレート] タブを表示します。

リストのレポート テンプレートには、ユーザーによって定義されたものと、VMware Aria Operations によって事前定義されたものがあります。これらは、テンプレート名、説明、件名、更新日、最終レポート実行、またはこれらを更新したユーザーで並べ替えることができます。テンプレートごとに、生成されたレポートおよびスケジュールの数を表示できます。

レポート テンプレートの名前、件名、所有者に基づいてレポートをフィルタリングできます。[追加] をクリックして、レポート テンプレートを作成できます。レポート テンプレート作成の詳細については、レポート テンプレートの作成を参照してください。

リストからレポート テンプレートを選択し、各レポート テンプレートに付いている垂直の省略記号をクリックして、レポートの実行、編集、スケジュール、削除、クローン作成、エクスポートなどのオプションを選択できます。

表 1. 事前定義フィルタ グループ
フィルタ グループ 説明
名前 テンプレート名によるフィルタ。たとえば my template と入力すると、名前に my template という言葉が含まれるレポートがすべてリストされます。
件名 別のオブジェクトによるフィルタ。レポートに、別のタイプのオブジェクトに適用できる複数のビューが含まれる場合、他のオブジェクトによってフィルタリングできます。
所有者 レポート テンプレートの所有者を基準にフィルタリングします。

テンプレートあたりの最大レポート数は 10 です。10 個目のレポートが生成された後は、最も古いレポートが VMware Aria Operations によって削除されます。レポートの生成が完了するまで、vSphere ユーザーがログインしている必要があります。ログアウトしたり、セッションの期限が切れた場合、レポートの生成が失敗します。

[Report Template Actions]

複数のレポート テンプレートを選択し、[追加] オプションの横にある横方向の省略記号をクリックして、一連のアクションを実行できます。

オプション 説明
削除 レポート テンプレートを削除します。
エクスポート レポート テンプレートをダウンロードします。
インポート XML または zip ファイル形式のレポート テンプレートを選択して、レポート テンプレートをインポートできます。
レポート テンプレートをインポートするには:
  • 横方向の省略記号から [インポート] オプションをクリックします。
  • [参照] をクリックして、インポートするレポート テンプレートの ZIP ファイルまたは XML ファイルを選択します。
  • 競合が発生した場合にファイルを上書きするのか、それともスキップするのかを選択します。
  • [インポート] をクリックしてレポート テンプレートをインポートし、[完了] をクリックします。
デフォルト表紙イメージの変更 レポート テンプレートのデフォルトの表紙イメージを変更できます。詳細については、レポートのデフォルト表紙イメージのアップロードを参照してください。