VMware Aria Operations の vCenter Server とクラスタに新しい価格カードを追加して割り当てることができます。価格カードは、コストベースにもレートベースにもすることができ、必要に応じて、コストベースの価格カードやレートベースの価格カードをカスタマイズできます。価格カードを構成した後、価格設定方法に基づいてさらに 1 つの vCenter Server またはクラスタに割り当てることができます。
手順
- 左側のメニューで [構成] をクリックし、[コスト ドライバ] > [価格] の順にクリックします。
- [新しい価格カード] をクリックして、価格カードの詳細を設定します。
表 1. 価格カードの設定 パラメータ 説明 名前と説明 - 価格カードの名前と説明を入力します。
- オプション: 未割り当てのワークロードのデフォルトを選択します。
- [次へ] をクリックします。
基本的な料金 価格カードのタイプを選択します。コストベースの価格カードの手順に従います。 - 次のコストのコスト係数を入力します。
- CPU コスト
- メモリ コスト
- ストレージ コスト
- 追加コスト
- 必要に応じて、課金期間を選択します。選択肢は [時間単位]、[日単位]、[週単位]、[月単位] です。
- リソースの課金方法を選択します。選択肢は [常に] または [パワーオン時のみ] です。
- [次へ] をクリックします。
注: コスト - コストは で定義されます。選択した場合、乗算係数が必要です。たとえば、1.1 を係数として選択した場合、コストには 1.1 が掛けられ、計算されたコストは 10% 増加します。コストを使用した価格計算式は次のとおりです。<cost> x <multiplication factor> = 価格
レートベースの価格カードの手順に従います。- vCPU あたりの MHz で CPU レートを入力します。
- GB あたりのメモリ レートを入力します。
- GB あたりのストレージ レートを入力します。
- すべての値に対して [課金期間] を選択します。
- すべての値に対して [パワーオン状態で課金] を選択します。
ゲスト OS - ゲスト OS 名を入力します。
- 基準レートを入力します。
- 必要に応じて、課金期間を選択します。選択肢は [時間単位]、[日単位]、[週単位]、[月単位] です。
タグ タグ名とタグ値を入力します。課金方法と基準レートを定義します。
- 繰り返し - 基準レートを入力し、課金期間として繰り返し間隔を定義します。絶対レートの値は必須で、全体の価格に追加されます。
- 1 回限り - 1 回限りの基準レート料金を定義します。絶対的な値は必須であり、1 回限りの価格として追加されます。
- レート係数 - 選択料金カテゴリに適用される乗数係数が必要です。
パワーオン状態に基づいてタグに課金する方法を選択します。
全体的な料金 このポリシーに適合する仮想マシンに対する全体的な料金を定義できます。 - 仮想マシンのセットアップ料金を入力します。
- 繰り返し料金を入力し、ドロップダウン メニューから期間を選択します。
割り当て 新しい価格カードは、vCenter Server およびクラスタに割り当てることができます。 - 価格カードを適用する vCenter Server またはクラスタを選択します。
- [追加] をクリックしてから、[完了] をクリックします。
結果
新しい価格カードの詳細が、[価格] タブに表示されます。