[データストアのトラブルシューティング] ダッシュボードを使用すると、ストレージの問題を特定して、それに対応できます。

検索オプションを使用して、問題があるデータストアを識別でき、また、ヒート マップに赤色で表示される、遅延の大きいデータストアを特定できます。あるいは、アクティブ アラートのあるすべてのデータストアを並べ替え、既知の問題があるデータストアをトラブルシューティングすることもできます。

データストアを選択して、そのデータストアで処理される仮想マシンの数でその現在のキャパシティと使用率を確認できます。メトリック チャートには、遅延、IO 残数、スループットなどの主要ストレージ メトリックのトレンド履歴が表示されます。

ダッシュボードでも、選択したデータストアで処理される仮想マシンがリストされ、それらの仮想マシンの使用率およびパフォーマンス トレンドの分析を支援します。仮想マシンを他のデータストアに移行して、IO 負荷を均等にすることができます。

ダッシュボード ウィジェットはさまざまな使い方ができます。

  • [データストアを検索します]:このウィジェットを使用して、パフォーマンスの詳細を確認するデータストアを選択します。フィルタを使用して、複数のパラメータでリストを絞り込めます。表示したいデータストアを見つけたら選択します。ダッシュボードに関連データが自動的に表示されます。
  • [データストアにアクティブ アラートがありますか]:このウィジェットを使用してクリティカル アラートのみを表示します。
  • [相対値は健全ですか? ]:このウィジェットを使用して、データストアに関連するオブジェクトの階層を表示し、影響を受けているオブジェクトがあるかどうかを確認できます。
  • [データストアで大きな遅延が発生していますか? ] および [実行中のディスク I/O がありますか? ]:これらのウィジェットを使用して、大きな遅延が発生し、未処理のディスク I/O トレンドがあるデータストアを表示します。データストアには、実行中のディスク I/O がないのが望ましい状態です。
  • [データストアが対処している IOPS はいくつですか] および [仮想マシンによる I/O の遅延トレンド]:これらのウィジェットを使用して、選択したデータストアにある仮想マシンの現在の IOPS および遅延を表示します。
  • ダッシュボードでその他のウィジェットを使用して、ディスク遅延、IOPS、およびスループット、データストアで処理される仮想マシン、および選択した仮想マシンの I/O パターンに関して、選択したデータストアのトレンドを表示します。