amazonaws.properties ファイルは構成オプションを提供します。必要に応じて、次の構成プロパティをオプションで変更できます。

表 1. Amazon Web Services のプロパティの設定
プロパティ 説明
firstcollecthistoryhours アダプタの起動時に、データ収集対象の過去の期間を決定します。デフォルトは 0 で、履歴収集を行わないことを意味します。
maxquerywindowminutes 収集の最大クエリ期間(分単位)。デフォルトは 60 です。アダプタは、この時間を上限として AWS にメトリックを要求します。
maxhoursback アダプタが収集を試行する、現在の時刻からさかのぼる最大時間数。Cloudwatch は 2 週間分のメトリックのみ保持するため、デフォルト値は 336(2 週間)です。
includetransient デフォルトでは False になっています。既知の一時的なオブジェクトをアダプタがインポートできるようにするには、true に設定します。一時的なオブジェクトには、現在、完了時に終了するように設定されている EMR ジョブと、そのジョブに属するすべてのサポートクラスタ EC2 インスタンスが含まれています。
threadcount デフォルトは 4 です。Cloudwatch を呼び出してメトリックを取得するときにアクティブなスレッドの数を制御します。この threadcount はリージョンごとに設定します。スレッドの合計数は、この値にリージョン数を掛けた値です。
collecttimeout 収集サイクル中に、すべてのメトリック収集呼び出しが AWS から戻るのをアダプタが待機する時間を制御します。値は秒数で指定します。デフォルト値は 240 秒で、これはデフォルトの収集サイクルである 5 分に則した値です。